ほのおのにっき

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ためすぎ注意

ほのおのにっき 2021年12月4日

 

『あーイライラするわー』と思っていたそこのあなた!よかったら話し聞きますよ。どうしましたか?寒くなって活動するのも嫌だし、外出するのもまだまだ不安な時期が続いていますがストレスをため過ぎていませんか?

『ストレスの発散方法』と聞いて皆さんはどんなことを思い浮かべますか? おいしいものを食べる、趣味に時間を費やす、1人でドライブへ行く、運動するなどいろいろな方法があると思います。別に私がストレスをためているわけではありませんが『これはオススメ』という方法があればぜひ教えてください。

 

なんでこんな内容を日記にしたかというと…最近全国では放火や人が刺されたなどの事件が発生していて、そういった事件または事故による火災や救急での出動がたくさんあると感じたからです。すべてのことが一概にストレスの関係しているものだと断定することはできませんが、こういった事件や事故による火災や救急を未然に防ぐ(予防)ためには人が抱えるストレスの発散も一つの方法ではないかと思ったからです。

 

ここで私のストレス発散方法の紹介です。それは…すごく簡単です。汗をかきます。ひたすらに!その方法の1つ目が、お風呂に入りぬるま湯につかることです。すごくありきたりですよね(笑)いいんですありきたりで。自分にできることをやります。できないことには手を出しません。

 

2つ目は、自分の言いたいことが話せる場所を作ることです。そしてとにかく吐き出します(もちろん汚い言葉も使いますよ)。逆に吐き出したいと思っている人の話を聞く環境を整えます。だいたいいつも相手は嫁さんなんですけどね(笑)。自分の話しをして、相手の話を聞いてみると、『なーんだそんなことでイライラしていたのか』と恥ずかしくなります。なのでけっこうオススメですよ。

どれも『~の効果が期待されます』というものではありません。あくまで個人の感想という形ですが、消防職員として火災や救急を未然に予防するという観点、この日記を見てくださった皆さんのストレス発散方法の参考になればと思い話してみました。

寒くなって活動するのも嫌だし、外出するのもまだまだ不安な時期が続いています。是非、自分に合ったストレスの発散方法についてもう一度見直しをしてみて、ため込みすぎない生活を送りましょう。

 

木の車庫を短管パイプの車庫へ

ほのおのにっき 2021年12月3日

非番の日に自宅の整備を頑張りました。

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御覧の通り自宅の車庫は木製で作られていますが、屋根の傾斜が緩いことと、長年の木の歪みにより、雨漏りがしていましたが、雨が木材をつたったため木の歪みが激しくなり、近年、潰れないように、車庫の中ほどに短管で補強が入っていましたが流石に雪が積もると潰れる可能性が出てきたと思い、車庫の改修を決めました。

まずは既存の車庫を解体します、トタンをはがし、筋交いを除去、短管パイプの補強も取り除きます。その後チェンソーで奥の棚を残してぶった切ります。

 

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解体後、私は足場組立等作業主任者免許を持っているため、足場組立の要領で、短管パイプを使い車庫と物干し場の骨組みを作って行きます。

屋根の角度は15°もあればいいかなー、と適当ですが、母屋の雨だれが車庫に、車庫の雨だれが物干し場に、物干し場の雨だれが畑に行くように作ります。

短管パイプの骨組みの屋根に垂木を番線で固定し、トタンの位置をきめて釘で固定します。

トタンは南側にポリカーボネートを配置し物干し場と車庫内を明るくさせ、北側にガルバニウムを配置し完成します。

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なんとか既存の木の車庫を単管パイプの車庫に作り直すことが出来ました。これで雪が降っても大丈夫でしょう。

消防では訓練塔を足場組立で作成したりします。今回の車庫を改修した技術は私の長い消防人生の中でつちかってきた知識と技術です。私はこれからも知識技術を研磨しながら人生を歩んで行きたいと思います。

 

FAT

ほのおのにっき 2021年12月2日

私の消防署での食事はルーチン化されています。

朝食 → タルタルフィッシュバーガー or 〇アミチキ

昼食 → 天ぷらそば or カレーうどん(汁もいきます

夕食 → 大盛チャーハン

炭水化物と脂質の過剰摂取により、脂肪が蓄積されていきます。

かれこれ1年以上このルーチンを継続しています。

73kg周辺を維持していた体重は、現在80kg周辺を彷徨っており、今後の脂肪ポイントは上方修正せざるを得ません。できることであれば改善したいです。

しかしこの食生活を止めることができません。

どうして止めることができないのでしょうか??

考えてみました。

出勤の時、勝手に吸い込まれてしまうコンビニ。

朝からパンチの効いた油を摂取する幸せ。

朝食が尾を引き、お腹は膨満なのにインスタント麺を食べる暴挙。

夜食のラーメンは絶対に食べませんと、とりあえず心に誓って食べる大盛チャーハン。etc.

どれもこれも、やってはいけない事をやってしまった背徳感から抽出されるウマ味が決め手なのか・・・

私の脳みそがバグっているのか・・・

ダメょダメょも好きのうちなのか・・・

考えてもわかりませんでした。

しかし、このままでは何も前進しません。

すい臓や肝臓も悲鳴を上げてきました。

健康のため、家族のため、さらには地域住民のため

この脂肪に特化した食事ルーチンを改善するため

私は心を鬼にして決めました。

私は宣言します。

本日2021年12月1日から

朝食にタルタルフィッシュバーガーを食べません!

消防の食生活だけでなく、消防の業務においてもより良くなるようルーチンの見直しをしていきたいと思います。

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中濃地区防火協会から軽資機材搬送車が寄贈されました

ほのおのにっき 2021年12月1日

令和3年11月30日(火)、中濃地区防火協会から中濃消防組合に、軽資機材搬送車(軽トラック)が寄贈されました。

これは、中濃地区防火協会が設立40周年を迎えることから、その記念事業として寄贈されたものです。

寄贈式では、中濃地区防火協会 加藤憲彦会長から中島昭裕消防長へ目録とレプリカキーが渡されました。

この軽資機材搬送車は消防本部に配置され、中濃地区防火協会関係行事での荷物運搬や、火災などの災害で使用する消防ホースなどの資機材搬送などに使用させていただきます。

※中濃地区防火協会とは、昭和56年12月に「防火管理業務を適正に遂行し火災予防に努めることや、地域災害に対する協力等防災活動を推進し、社会公共の福祉の推進に寄与すること」を目的として設立されました。また、この目的に賛同して入会した関市と美濃市の事業所等が会員となっています。

 

 

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山登りにチャレンジ

ほのおのにっき 2021年12月1日

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この写真は関市にある「蕪山」頂上での景色です。11月の初旬に登山した時の写真で、紅葉も始まっており、天気にも恵まれとても良い景色です。

今回登山した事ついて投稿しますが、実は山登りは初心者でどちらかと言えば好きな方ではありませんでした…(笑)職場の先輩方と中濃消防組合管内の山を知ろう!!と言うことで登山を始めました。

初心者なので、登山する時の最適な服装や靴も、何もかもわからず自分なりに動きやすい服装を選んで登山をしました。実際に登山をして、特に靴の重要性を実感しました。今回私は、親のトレッキングシューズを借りて登山をしましたが、少しサイズが合わずとても足が疲れました。まだ歳も若く体力には自信があったのですが…(笑)これを教訓に、今後も登山をすることがあると思うので、自分に合った一足を買おうと思います!!

苦手意識のあった登山でしたが、頂上ではとても良い景色と達成感を味わうことがでました。中濃消防組合管内の山は他にもあるので、今後も機会があれば登山したいと思います。

私と同じく登山に苦手意識のある方もぜひ、山登りにチャレンジしてみてください!!

油断は禁物??

ほのおのにっき 2021年11月26日

新型コロナウイルスの影響により、外出自粛やイベント自粛などの制限が掛かってから長い期間が経ち、ようやく出口が見え始めた今日この頃。

そんな自粛生活の中で、外でお酒を飲みたくても我慢をしてきた方が多くいるのではないでしょうか?

私もその一人でした。交代制の勤務をしているため、週末が連休になることは非常に貴重であり、友人や同僚などと飲みニケーションをして、リフレッシュしていました。しかし、新型コロナウイルスの影響でそのようなことはできなくなり、自宅で一人寂しく飲酒する日々が続きました。

まだまだ、油断を許さない状況であることに変わりないですが、これから外でお酒を飲む方が増えることが予想されます。急にお酒を飲むことで、急性アルコール中毒になる危険性もあり、救急搬送に至るケースも少なくありません。私も含めて、制限等が解除されてからも、十分注意したいですね。

 

備えは大事

ほのおのにっき 2021年11月25日

  私が勤める美濃消防署の管轄では今年に入ってから山岳救助事案が立て続けに発生しています。コロナ禍ということもあり、密になることがない登山を始める方が増えたことが要因の一つになっているかもしれません。

私自身はこれまで登山をしたことが全くなかったため、いざ救助事案が発生して要救助者を探すために山を登ったときは、不安定な足場や急な斜面が多い山中で、普段使わない筋肉を使ったことにより筋肉痛になったり、木々に囲まれて方位が分からなく不安になったりと体力的にも精神的にもなかなか厳しいものだなと実感しました。

事案が発生するたびに検討会を行い、よく出た意見が「山を知ろう」で、管内の山を順に制覇し、山岳救助事案に備えるといった目的で希望者を募り登山をする計画が立てられたため、私も参加することにしました。

結果として、いくつかの山を登ってみたことで、それぞれの山の特徴や必要な装備、救助する際のポイントなどを知ることができました!

 

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消防という仕事上、災害出動は突然起こります。どれだけ凄絶な現場でも私たちは立ち向かわなければいけません。しかし、起こりえる災害を予想し備えることはできるため、今回の様な登山に限らず、訓練なども怠ることなく行っていこうと改めて心の中で誓いました。

遭難者

ほのおのにっき 2021年11月24日

「登山をしていたが迷って下山できない。」

通報時、指令員が入手した遭難者の位置座標はとんでもない山奥を示していた

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中濃消防管内の大部分は山に覆われており、展望の良い瓢ヶ岳や蕪山には毎年多くの登山者が訪れて楽しんでいる。この季節に山頂から見える、冠雪した白山連峰や日本アルプスの峰々は息を飲むような美しさだ。しかしながら当管内の山は奥が深く、整備された登山道で行くことができるのはほんの入り口に過ぎない。その入り口から一歩、足を踏み入れるとまさしく未開の秘境がある。私はひょんなことからその山域へ踏み込んで以来すっかりハマってしまい、何年もその地に通い続けている。道なき道を進んだ先に現れる、ふと時間が流れることも息をすることも忘れてしまうような、あるいは異世界に迷い込んでしまったかのような景色に圧倒され、なによりそんな場所が日本どころか地元にあるという事実に私の心は奪われたのだ。

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今回遭難者が迷い込んでしまったのもそんな深い山の中だった。

登山道しか歩いたことのない人にはまずたどり着くことのできない場所。

文字通り山を越え谷を越えの捜索活動となり、捜索開始から下山までに掛かった時間は優に10時間を超えた。

無事な姿の遭難者を発見した時、私の中には安堵の気持ちが溢れ、おそらく他の隊員もそうであったと思う。

危険な山で生き残るため、常軌を逸したトレーニングに身を投じてきた。時には現実離れした恐ろしい景色を目の前に、膝が震えてまともに力が入らないこともあったが、それでも私は深い山に入り続けた。しばしば周りから、「どこを目指しているの(笑」という質問を投げかけられたが、それは当然の疑問であったと思う。なぜなら私自身もその答えがわからなかったから。

「私は単なるスリルジャンキーなのだろうか。」「この道はどこにも通じていないのだろうか。」

自分がどこへ向かっているのか。わからぬままもがき続ける遭難者のような日々。暗い森から猛烈な藪をかき分けて出たその先には、目もくらむような眩い命の輝きがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

消火トレーナーハウス

ほのおのにっき 2021年11月18日

署にある廃材を使って消火トレーナーハウスを作成しました。

消火トレーナーとは、消火器の取扱い訓練が行える訓練用の消火器です。(実際の消火器は粉を噴射しますが、消火トレーナーは水を噴射します。)

消火トレーナーの大きさに合わせて作成すると、ジャストフィット! いままで乱雑(それなりに整理はしていましたが…)に置かれていた消火トレーナーがこんなに整理されました。

簡単なつくりですが、倉庫に眠っていた温度計も設置し遊び心を加えることで、最高の見栄えとなりました。ww
お金を出して買ってしまえばそれで終わりですが、お金を掛けず、手間を掛けることで愛着が沸きますし、経費削減に繋がります!何より消火トレーナーたちが全身を真っ赤にして嬉しそうな表情で私を見てくれます。(自己満足w)

当消防署では消防訓練の際に訓練用の消火トレーナーの貸し出しも行っております。

ご用命の際は是非!!

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ランニングよりウォーキング

ほのおのにっき 2021年11月17日

消防士のトレーニングと言えば筋トレやランニングなど体に負荷のかかることを想像しませんか。でも、私はウォーキングを日課にしています。なぜなら、小学5年生の息子が激太りしたからです。夏休みや度重なる緊急事態宣言で家の中にいることが増え、息子は食べるか寝るかゲームするかの繰り返し、そんな生活を送る毎日で息子の体は横に大きく成長を遂げ、体重が5キロ増となっていました。体重増になった息子は体を動かすことが面倒になったのか、「疲れた。」が口癖となり、すぐに何でもサボるようになりました。

このままではいけないと思い、ランニングに誘うも10分と持たずリタイヤ。その後は「無理、行かない。」の一点張り。どうしたものかと悩んでいると妻からダイエットにはウォーキングも効果があると聞かされました。

ランニングに比べ運動強度の低いウォーキングは、同じ時間行っても消費カロリーは少なめになってしまいます。でも、サボり癖のついた息子にはランニングよりもウォーキングの方が続けられると思い、半ば強制的にウォーキングを始めました。やる気を起こさせるために運動靴も新調しました。普段は私と妻と下の息子の3人で、私が仕事の日は妻と息子の2人で毎日約30分ウォーキングをしています。

息子のワガママボディに効果が現れるのはまだまだ先になりそうですが、息子のために頑張ります。

今では息子のためというよりは妻の体型維持のために歩いているように思いますが・・・

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