ニュース & 案内

より正確な消防用水利の場所を把握するために

ニュース & 案内 2023年2月15日

 

 

皆さんの身近にあるこれ☟☟☟。

そう!消防用水利として使用される消火栓です。

写真のように消火栓は大きく2種類に分けられています。

  • 地上に消火栓が出ている地上式消火栓
  • 地下に消火栓が埋まっている地下式消火栓

この写真をご覧ください。

赤丸のところに地下式消火栓があるのですが、見ていただいたとおり雪が積もると地下式消火栓は全

く見えなくなってしまいます。

火災時には「あれ!この辺に水利があったはずなのに・・・」なんてことになりかねません。

特に洞戸・板取地域は関市の中でも積雪が多い地域です。

このようなことがないように、洞戸・板取川出張所では、今年度から新しい取り組みを始めました。

取り組み内容は、消火栓周囲の風景画像を職員に提示し、所員はそれがどこの消火栓なのかを地図に

記入するといったものです。

この写真から、民家、電柱、道路などを参考に消火栓の位置を記憶していきます。

始めた頃は、所員は悪戦苦闘しながら取り組んでいましたが、次第に変化が見えてきました。

このテストを行った後、実際に道を走ることで記憶が定着するようになってきたのです。

そして今では、所員みんなが、以前より正確に水利の場所を把握できるようになっています。

来年度もこの取り組みは継続して行っていき、いつ大雪が降ってもいいように、万全の体制を敷いて

いきます。

最後に、まだまだ寒い日が続きますので、暖房器具を使用する際には火の取り扱いに十分注意しましょう。