各種講習案内

救命講習

 救命講習を受けてみませんか?

■現在、救命講習は、感染防止に留意して実施しています。

事業所、団体等で受講を希望される方はこちらへ

個人での受講(普通救命講習)を希望される方はこちらへ

令和5年度応急手当普及員養成講習(24時間講習)開催について

 

あなたの近くに、呼吸も心臓も止まってしまった人が・・・

こんな時、あなたはどうしますか??? 

 救急車が来るまで何もしないと、救命のチャンスは大きく遠ざかります。大切な命を助けるためには、スムーズな連携プレーが行なわれることが欠かせません。この連携が下図の救命の連鎖となります。みなさんにできることは1つ目から3つ目までの輪(連鎖)です。どの一つが欠けても命を救うことはできません。

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救急車は要請を受けてから現場に到着するまで全国平均で8~9分かかります。
救命の可能性は時間とともに低下しますので、救急隊の到着まで、たとえ短時間でも救命処置をすることにより、救命の可能性は高くなります。

 救命するためには、救急車が到着するまでの応急手当が必要なのです。

↓↓↓ダウンロード↓↓↓
 救命処置の重要性と心肺蘇生法手順

講習会の種類

コース
 内 容
証明等  
☆救命入門コース 45分 ○心肺蘇生法  ○AED取扱い 参加証
  90分    

☆普通救命講習Ⅰ

成人を中心とした心肺蘇生法を学ぶコース

3時間 ○心肺蘇生法 (主に成人を対象)
○AED取扱い    ○異物除去法
○大出血時の止血法  ○効果確認
修了証

 普通救命講習Ⅱ

福祉施設等、業務でAEDを使用することが期待・想定されている人向けのコース

4時間 ○心肺蘇生法 (成人を対象)
○AED取扱い   ○異物除去法
○大出血時の止血法 ○効果確認
修了証

 普通救命講習Ⅲ

赤ちゃんから中学生程度までの小児を中心としたコース

3時間 ○心肺蘇生法(小児以下を対象)
○AED取扱い   ○異物除去法
○大出血時の止血法 ○効果確認
修了証
☆上級救命講習 8時間 ○心肺蘇生法 (全年齢を対象)
○AED取扱い  ○大出血時の止血法
○傷病者管理法  ○外傷の手当
○搬送法     ○効果確認
修了証
★応急手当普及員講習 24時間 ○心肺蘇生法 (全年齢を対象)
○AED取扱い    ○大出血時の止血法
○傷病者管理法   ○外傷の手当  ○搬送法
○応急手当の指導力 ○効果確認

認定証

※詳しくはこちら 

受講については10名程度のグループから受付できます。

個人での受講(普通救命講習)も可能です。

 

また、「応急手当WEB講習(e-ラーニング)の受講」や「受講者に対する訓練資機材の状況」により講習時間の短縮が可能です。

 

 

申込方法についてなど、詳しくは最寄りの消防署(出張所)へお問い合わせください。

関消防署    seki_1@chunou-119.jp   0575-23-9026
西分署     nishi@chunou-119.jp    0575-27-0119
武芸川出張所  mugegawa@chunou-119.jp 0575-46-2289
武儀出張所   mugi@chunou-119.jp    0575-40-0119
津保川出張所  tubogawa@chunou-119.jp  0575-47-2173
美濃消防署   mino@chunou-119.jp    0575-33-0119
洞戸出張所   horado@chunou-119.jp   0581-58-8119
板取川出張所  itadori@chunou-119.jp   0581-57-2014

 

いろいろな応急手当

 直接圧迫止血法

一般には体内の血液の20%が急激に失われると出血性ショックという重い状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすといわれています。
したがって、出血量が多いほど、止血手当てを迅速に行う必要があります。 大出血の止血方法としては、出血部分を直接圧迫止血法が基本です。

出血部位を圧迫し、包帯をする
・きれいなガーゼやハンカチなどを傷口に当て、手で圧迫する。
・大きな血管からの出血の場合で片手で圧迫しても止血しないときは、両手で体重を乗せながら圧迫止血をする。

《ポイント》
・止血の手当てを行うときは、感染防止のため血液に直接触れないように注意する。・ビニール・ゴム手袋の利用。それらがなければ、ビニールの買い物袋などを利用する方法もある。

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 傷病者の管理法

衣服のゆるめ方
 傷病者にとって楽な姿勢をとらせ、衣服やベルトなどをゆるめる。
 衣服は、傷病者に動揺を与えないように、できるだけ安静にしてゆるめる。

《ポイント》
 傷病者に意識がある場合は、よく説明をし、希望を聞きながら衣服をゆるめ、無理強いしない。
保温(傷病者の体温を保つ)

悪寒、体温の低下、顔面蒼白、ショック症状などが見られる場合は、傷病者の体温が逃げないように毛布などで保温をする。

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《ポイント》
 電気毛布、湯タンポ、アンカなどで傷病者を温めることは、医師から指示を受けたとき以外はしてはいけない。
 ・日射病・熱射病を除き、季節に関係なく実施する。
 ・保温をすることによって、圧迫感を与えないように注意する。
 ・服がぬれているときは、脱がせてから保温をするようにする。

 骨折に対する応急手当

① 骨折の部位を確認する
・どこが痛いか聞く。
・痛がっているところを確認する。
・出血がないか見る。
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《ポイント》
 ・確認する場合は、痛がっているところを動かしてはならない。
 ・骨折の症状(激しい痛みや腫れ、変形があり、動かすことができない。骨が飛び出している。)
 ・骨折の疑いがあるときは、骨折しているものとして、手当てをする。

② 骨折している所を固定する
・協力者がいれば、骨折しているところを支えてもらう。
・傷病者が支えることができれば、自ら支えてもらう。
・副子を当てる。
・骨折部を三角巾などで固定する。

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腕の固定 雑誌を利用した前腕部の固定 三角巾などで腕をつくる
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足の固定 ダンボール等を使用した下肢の固定