ほのおのにっき

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新米隊員の成長

ほのおのにっき 2024年2月22日


令和5年度に採用された4名の職員が、11月に岐阜県消防学校の総合教育科程(初任教育及び救急科)を修了して、4名全員が関消防署に配属されました。早く即戦力で働けるように日々の訓練や消防に必要な法律の勉強を行っています。              

 

                           

4月にこの職場に入ったとき、緊張と不安でいっぱいだったと思います。しかし、消防学校を修了したときには、表情も変わり自信に満ち溢れて堂々としていました。消防学校在学中は、悔しいこともあったはずです。訓練が辛くて挫けそうになったときもあったはずです。そんなことを乗り越えて無事に総合教育科程を修了し、今では数々の現場を経験し、そして厳しい訓練にも耐えて、少しずつ一人前の消防士に向かって頑張っています。  

来年度は、先輩となり後輩を立派に指導してくれることでしょう。

私たち消防職員は、これからも職員一丸となって市民の皆様の期待に応えられるよう精一杯頑張ってまいります。

 

BEST

ほのおのにっき 2024年2月15日

救急隊が現場活動の際、上下水色の感染防止着を着用しています。

皆さんは、ある一定の救急隊員(主に救急救命士の資格をもった隊員)が感染防止着の上にベスト(vest)を着用しているのをご存知でしょうか?

※文章内カタカナ「ベスト」は、服のvest。

 

今回はこの「ベスト」に着目してみました。

 

ベストにもいろんなタイプがあり、青、赤、水色と様々です。

では、このベストには何が入っているのでしょう?

 

隊員によって違いますが、現場ですぐ使いたい物を各隊員が各々考えてポケットに入れています。

例えば・・・

すぐメモが取れるようにボールペン。 すぐ観察ができるように聴診器、ペンライト。傷病者の服を切るためのハサミ。 傷の被覆、止血のためにガーゼ、三角巾。 暗闇で使うための携帯ライト。 病院に連絡するための携帯電話、予備のゴム手袋やシューズカバーなど様々な物を入れています。

また、このベストは背中部分が反射材となっている物もあり、夜間道路上での活動の安全確保も担ってくれています。

 

全ては現場活動が円滑にいくように、救急車を呼ばれた皆さんのためにいろいろ考えています。

ベストだけに…常に現場でBESTが尽くせるように…

方向オンチは治る

ほのおのにっき 2024年2月2日

妻からの電話!

 

家に着けない?

ここどこなの?

カーナビがあっても見方がわからない。

 

そんな人、周りにいませんか?

一般的に言う方向オンチです。

 

方向オンチの原因は?

〇自分がいる場所や向かう方向がイメージできない。

〇知識の違い

これらが、複合的に重なり合って起こるものと考えられています。

 

克服するポイントは2つ

「曲がり角」「進行方向の把握」・・・曲がり角に何があったのか、どちらの方向に曲がったのかを覚える。

その2つを意識するだけで、少しは迷わなくなるでしょう。

 

安心してください。職員の中に私の妻ほどの方向オンチはいません。

我々は、普段から勉強会や地理教養を行っており、地図で向かう場所を確認し現場までのイメージができているので、迷って遅れることはありません。

一秒でも早く到着するために・・・

庁舎塗り替え!!

ほのおのにっき 2024年1月30日

津保川出張所では今年度庁舎の内壁の塗り替えを行いました。建築してから約52年、丁寧に使ってきたつもりでしたが経年と共に汚れやヒビ割れが発生してしまいました。

そこで、業者による壁の塗り替えを行いました。さすがその道のプロ!段取りよく塗り替えられていきます。とても綺麗!!綺麗さに見とれて写真を撮るのを忘れてしまいました。

塗り替え前(左)と後(右)では雲泥の差!こんなにも綺麗になるのかと驚きました。

 

まだまだこの庁舎には頑張ってもらわないといけませんね。これからも津保川出張所を綺麗に使っていきたいと思いを込めて最高のスマイルを載せておきます。

消防体験

ほのおのにっき 2024年1月25日

関市幼年消防クラブでは、関市内の幼稚園児と保育園児を対象に消防の仕事に接してもらい、防火の意識を高めてもらおうと消防体験を行っています。

 

消防の服を着て、はしご車や救助工作車と記念撮影をしたり、園児たちと消防職員が一緒になって筒先を持ち、的をめがけて放水をします。

消防車を見ている園児たちはキラキラした目で興味津々にたくさんの質問を投げかけてくれます。

そんな姿を見て、私たち消防職員は元気をもらっています。

 

この体験で、消防の魅力を知ってもらい、園児たちの防火意識が高まり少しでも思い出になってもらえたらうれしいです。

みんなまた来てね!

一般協力者表彰・感謝状贈呈式を行いました  

ほのおのにっき 2024年1月23日

令和5年12月28日、関市東山地内の住宅において、隣人宅の住宅用火災警報器の警報音に気づき、その後の適切で勇敢な行動により火災を未然に防いだ2名の方へ、中濃消防組合消防長より感謝状を贈呈しました。

 

感謝状を受け取った2名の方は、「住宅用火災警報器の大切さ」を感じたと語ってくれました。また、地域全体で防火意識を高めていたことも、火災を未然に防げた要因の一つです。

住宅用火災警報器を設置・点検し、防火意識を高めましょう。

普通の生活

ほのおのにっき 2024年1月22日

岐阜県緊急消防援助隊の後方支援隊として、石川県に派遣され活動する中で、普通ではない景色を見たり、普通ではない生活をしてきました。

 

後方支援隊というのは、通常、災害現場への出場はしません。

いろいろな活動をする隊員の支援をします。

支援の内容もいろいろで、休息の場であるエアーテントの設営や200人を超える隊員の朝昼晩毎食の準備など、衣食住に関わることが主な任務です。

任務の中には、生理現象に伴うことももちろんあります。

 

活動を終え、帰宅し、気が抜けた時に思ったことがあります。

 

「普通の生活ってすばらしい」

 

温かい食事があり、入浴や水洗トイレ、休息できる部屋や布団・・・。

まだまだ、そんな普通の生活ができない方々がたくさんいらっしゃいます。

時間はかかるかもしれませんが、必ず、普通の石川県に戻る日が来ると願っています。

そんな時には、家族旅行で石川県にお邪魔したいと思います。

 

     

       エアーテント                    トイレ

 

    

    緊急消防援助隊車両           食事の準備

連結送水管を使用した消防訓練を実施

ほのおのにっき 2024年1月18日

 岐阜県中濃総合庁舎職員の皆さんと避難訓練、消火器取扱い訓練などを実施し、防火・防災意識を高めていただくことができました。

 岐阜県中濃総合庁舎には連結送水管というめずらしい設備が設置されています。中濃消防組合が管轄する地域には高層建築物は少なく、連結送水管を目にする機会もそう多くはありません。採用4年目の私自身も連結送水管を使用した訓練は初めてで、とても良い経験になりました!

 おっと!皆さんは「連結送水管」って知らないですよね?

 簡単に説明しますと、消防設備の中にはいろんな種類があって、その中で「消火活動上必要な施設」に分類されていて、火災のときに消防隊員の手助けをしてくれる数少ない設備です。

 もし、高い建物の最上階で火災が起きたら、ホースを何本もかついで階段を駆け上がることになりとても大変です。あらかじめ、建物の内部に水を通す配管を設置していれば、3階以上の各階へ水を送ることができ、高い場所でもすぐに水を出すことができるため迅速な消火活動ができます。

つまり、「連結送水管」は消防隊員にとってで~れ~(※岐阜弁)ありがたい設備なのです!!

 1枚目の写真のような送水口と書いてある「ボックス」を見かけたら、その施設には「連結送水管」が設置してある建物です。ここでお願いごとですが、その連結送水管の「ボックス」近くに車などを停めると火災のときに私たちの活動ができなくなります。ですので、連結送水管の近くに車を停めたり、障害となる物を置いたりしないようご協力よろしくお願いします!

 

   

 

    

雑巾を頂きました

ほのおのにっき 2024年1月17日

 西分署では、関市老人クラブ連合会から頂いた雑巾で年末の大掃除を行いました。

 大掃除は物理的な清潔さだけではなく心の整理も行うことで、新しい年を迎える準備をします。それは消防署も例外ではありません。

 西分署の庁舎は建設されてから約40年になり施設の至るところに老朽化が目立ちますが、この雑巾のおかげで庁舎内はかつての輝きを取り戻したかのように綺麗になり、西分署は新たな一年を清潔で快適に迎えることができました。関市老人クラブ連合会の支援に心から感謝しております。

 

 古い庁舎ですが少しでも長く使えるようにこれからも大切に使っていきたいと思います。

火の〇〇?

ほのおのにっき 2023年12月27日

私が勤務する関消防署武芸川出張所からはこのような景色が見えます。

このような日常的な風景のなかに、火災予防の一環となるものが隠れています。皆さん何かわかりますか?

ビフォー

この写真では難しいかもしれませんね(笑) もう少しアップで見てみましょう!

 

    【ビフォー】

お分かりですか?

山に「火の用心」の看板が設置されています!おやおや、そんな大事な看板が、草木が生い茂ったことで見えなくなっているではありませんか!これは緊急事態です(*_*;

 

そこで私たちは、そんな事態をいち早く回避するべく、看板付近に生えた草木の伐採を実施しました!

    

  【伐採風景】              【アフター】

ふぅ~、作業終了!!なんということでしょう♪生い茂った草木によって見えなかった「火の用心」の看板が、ハッキリと見えるではありませんか♪

 

皆さんの目に、チラッと火の用心という言葉が入ることで、日常生活から火災予防の意識向上につながることを願っています。

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