ほのおのにっき

身近にある火災の火種

ほのおのにっき 2019年1月9日

寒い日が続いていますが、皆さんは暖房器具をどのように使用していますか?

 

暖房器具は熱を発生させる器具であることから、火災の発生原因となってしまいます。その中でも火災の発生件数が多いのがストーブ(電気ストーブ・石油ストーブ・石油ファンヒーターなど)です。

総務省消防庁が発表した平成29年の火災状況では全火災発生原因の8番目(3.4%)にストーブが挙げられています。

 

ん?そんなに高くない?いえ、建物火災の原因としてみると4番目(6.2%)であり、死者の発生した火災原因でみると2番目になってしまうんです。(死者の発生した建物火災に限れば1番です!

 

でも、電気ストーブなら大丈夫じゃない?と思っている方。そんなことありません!

実はストーブによる火災の約7割が電気ストーブを原因としているんです総務省消防庁が行った実験でも電気ストーブの近くに可燃物があるとストーブに触れていなくても出火する危険性が確認されています。

 

 

そこで、ストーブによる火災を起こさないために、気をつけてほしいことを簡単にまとめてみました。

 

04-honoo-20190109① 近くに燃える物を置かない。

(スプレー缶や布団など)

② 近くで洗濯物を干さない。

(落下し引火する危険)

③ 外出・就寝する時は使用しない。

(事故防止)

④ 給油は消火してから。

(燃料へ引火する危険)

 

まだまだ寒い日が続きますが、暖房器具の安全な使用を心掛け、冬を乗り切りましょう!