救命講習
あなたの近くに、呼吸も心臓も止まってしまった人が・・・
こんな時、あなたはどうしますか???
救急車が来るまで何もしないと、救命のチャンスは大きく遠ざかります。大切な命を助けるためには、スムーズな連携プレーが行なわれることが欠かせません。この連携が下図の救命の連鎖となります。みなさんにできることは1つ目から3つ目までの輪(連鎖)です。どの一つが欠けても命を救うことはできません。
救急車は要請を受けてから現場に到着するまで全国平均で8~9分かかります。
救命の可能性は時間とともに低下しますので、救急隊の到着まで、たとえ短時間でも救命処置をすることにより、救命の可能性は高くなります。
救命するためには、救急車が到着するまでの応急手当が必要なのです。
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救命処置の重要性と心肺蘇生法手順
講習会の種類 ※比較一覧表はこちらです(クリックで開きます)
申込方法についてなど、詳しくは最寄りの消防署(出張所)へお問い合わせください。
関消防署 | seki_1@chunou-119.jp | 0575-23-9026 |
西分署 | nishi@chunou-119.jp | 0575-27-0119 |
武芸川出張所 | mugegawa@chunou-119.jp | 0575-46-2289 |
武儀出張所 | mugi@chunou-119.jp | 0575-40-0119 |
津保川出張所 | tubogawa@chunou-119.jp | 0575-47-2173 |
美濃消防署 | mino@chunou-119.jp | 0575-33-0119 |
洞戸出張所 | horado@chunou-119.jp | 0581-58-8119 |
板取川出張所 | itadori@chunou-119.jp | 0581-57-2014 |
いろいろな応急手当
直接圧迫止血法
一般には体内の血液の20%が急激に失われると出血性ショックという重い状態になり、30%を失えば生命に危険を及ぼすといわれています。
したがって、出血量が多いほど、止血手当てを迅速に行う必要があります。 大出血の止血方法としては、出血部分を直接圧迫止血法が基本です。
出血部位を圧迫し、包帯をする
・きれいなガーゼやハンカチなどを傷口に当て、手で圧迫する。
・大きな血管からの出血の場合で片手で圧迫しても止血しないときは、両手で体重を乗せながら圧迫止血をする。
《ポイント》
・止血の手当てを行うときは、感染防止のため血液に直接触れないように注意する。・ビニール・ゴム手袋の利用。それらがなければ、ビニールの買い物袋などを利用する方法もある。
傷病者の管理法
衣服のゆるめ方
傷病者にとって楽な姿勢をとらせ、衣服やベルトなどをゆるめる。 衣服は、傷病者に動揺を与えないように、できるだけ安静にしてゆるめる。 《ポイント》 傷病者に意識がある場合は、よく説明をし、希望を聞きながら衣服をゆるめ、無理強いしない。
保温(傷病者の体温を保つ)
悪寒、体温の低下、顔面蒼白、ショック症状などが見られる場合は、傷病者の体温が逃げないように毛布などで保温をする。
《ポイント》
電気毛布、湯タンポ、アンカなどで傷病者を温めることは、医師から指示を受けたとき以外はしてはいけない。
・日射病・熱射病を除き、季節に関係なく実施する。
・保温をすることによって、圧迫感を与えないように注意する。
・服がぬれているときは、脱がせてから保温をするようにする。
骨折に対する応急手当
① 骨折の部位を確認する ・どこが痛いか聞く。 ・痛がっているところを確認する。 ・出血がないか見る。 |
《ポイント》
・確認する場合は、痛がっているところを動かしてはならない。
・骨折の症状(激しい痛みや腫れ、変形があり、動かすことができない。骨が飛び出している。)
・骨折の疑いがあるときは、骨折しているものとして、手当てをする。
② 骨折している所を固定する
・協力者がいれば、骨折しているところを支えてもらう。
・傷病者が支えることができれば、自ら支えてもらう。
・副子を当てる。
・骨折部を三角巾などで固定する。
腕の固定 | 雑誌を利用した前腕部の固定 | 三角巾などで腕をつくる |
足の固定 | ダンボール等を使用した下肢の固定 |
消防職員以外の応急手当普及員が行う救命講習について
(申請から修了証等の発行までについて)
修了証等の発行が必要な「救命入門コース」以上の救命講習を、消防職員以外の応急手当普及員が行う場合の申請から修了証等の発行までについて、下記に説明しています。(申請書の書式はこちらから(リンク※編集中))