ほのおのにっき

煙といえば。。。

ほのおのにっき 2019年2月5日

みなさんは「煙」といえば何をイメージしますか?

「火事?」「焚火?」それとも、消防士が聞くのだから「住宅用火災警報器?」

 

否!!!

私は、「燻製」と答えます。数年前、職場の上司が燻製をやっているのを聞いて興味が湧き、始めてみたら思いのほかの手軽さと、その奥の深さに魅了され燻製の虜になりました。燻製は食べ物を煙で燻すことで、食材の水分量が低下し、食材の殺菌・保存性を高めるだけでなく、何より香りが良く美味しいのです。

皆さんがよく口にする「ベーコン」や「かつお節」などもその一つです。

燻製には大きく「熱燻」、「温燻」、「冷燻」に分類され、燻す木材もさくら、ブナ、りんご、ヒッコリーなど色々あります。その日の食材や気分によって木材を選んだりするのもまた魅力の一つです。

燻製は、ただ香りを付けるだけなら10分程度でも美味しくいただけます。木材チップを形成した「スモークウッド」に火を点け、容器に入れて食材を燻すのが一番簡単な方法です。専用の容器や燻製専用の家電などもありますが、そんなお金をかけなくても、フライパンに蓋をして燻したり、段ボールを使用して燻すことも可能です。(くれぐれも火の取扱いには注意して下さい。)

そんな燻製好きの私ですが、先日初めて自家製無添加ベーコンを作りました。買ってきた豚バラブロックに塩・ハーブ等で味付けをし、塩抜きをし、乾燥、燻してできあがりです。完成まで数日かかりましたが、自家製無添加ベーコンは市販では出せない味で、手間暇かけた愛情もプラスαされ、とても美味しくできました。

 

仕事柄、普段は時間に追われて食事をしているため、あえて時間を掛けて食すことは、私にとって何よりの贅沢です。添加物で溢れている便利な現代食から少し距離をとり、時間を掛けて贅沢に自家製無添加ベーコンを作ってみてはいかがでしょうか?

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