ほのおのにっき

JUDGEMENT

ほのおのにっき 2019年9月12日

こんにちは。

毎年この時期に日記を投稿させていただいておりますが、いつも趣味のバスケットボールのことになってしまいます。ええ、他に書くことありませんから。

私、中学バスケットボール部のコーチをしておりまして、週末は殆ど体育館で過ごしています。

多くの時間を費やし、日々頑張っているつもりですが、妻には「所詮は趣味です。趣味で疲れたなんて言わないでください。いつ辞めるんですか。」と何度も言われながらも、「地域社会の貢献だ」とか「子供たちを預かる責任だ」とか言い訳をしながら10年が経ちました。今やそんな私に妻も諦めているようです。

 

さて、少し話は変わりますが、私、「所詮は趣味」でコーチ資格以外にも審判資格を持ち、練習試合や公式戦で審判もさせていただいております。

バスケットボールの醍醐味といえば、ボールが殆ど止まることがなく、攻守の切り替えも速いため、たくさんの攻防が生まれ、数々のドラマを見られることですが、審判も同じく選手と共に動くため、走る体力が必要です。

また、止まることのないプレイに対して、常に先を予測しながら動き、的確な判断を下さないといけません。ジャッジに迷いはゆるされません。あやふやな態度や規律のない所作は周りに不安を与えますし、ミスをすれば有難いクレームをいただくことになります。

 

あれ?何かに似てるぞ。そう、我々消防の災害現場にです。

災害現場では、あらゆる危険を予測し、その危険に対して備え、的確に判断し実行することが求められます。即座の判断を躊躇し誤れば部下の信頼を失い、ときには住民の方々からのクレームの対象にもなってしまいます。バスケットボールにおける審判の「それ」とそっくりなのです。

そして、その予測や判断は、豊富な知識と経験によって培われます。これも、同じくです。

 

形は違えど、一瞬の判断が試される「JUDGEMENT」の経験と、その心構えは、私の人生において決して無駄ではないと自分に言い聞かせ、今日も私は体育館に向かいます!!

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あ・・それと「所詮は趣味」と宣う妻に「JUDGEMENT」されないよう家庭も大事にしていく所存です。