ほのおのにっき

「寄席・落語」 The Final!

ほのおのにっき 2019年10月17日

みなさんこんにちは。

この日記で年に3回ほど登場する「寄席・落語」ネタです。

記憶にある方はご存知だと思いますが、落語好きの老体消防士3人が落語を楽しむため、東京まで一泊二日の弾丸ツアーを行っているお話です。

したがいまして各自が担当の月に、それぞれの思いを載せるため、年に3回ほどこの日記に「寄席・落語」ネタが登場する訳です。

 

長編となっております。興味のある方は暇な時にでもご覧ください。

 

・・・The Finalって!?・・・これについては後程。

 

それでは早速・・・一日目!

今年も行ってきました正月公演。(当然、1月ですので約9ヶ月前です。)

毎年同様早朝に華の都「東京」に向け出発し、午前11時頃には池袋到着。

「池袋演芸場」へ直行です。

12時開場ですが既に10人ほど並びの先客あり。

(悔しい、いつか先頭を奪ってやる。明日こそは!)

入場から夜8時までの約8時間、寄席を堪能いたしました。

(昼・夜の入替なしのため、最初の入場料2,800円で超お得! 1時間あたり350円)

二日目!・・・新宿に移動です。

「新宿末広亭」 今日こそは先頭をとるため1時間以上前に猛ダッシュ!

誰もいない・・・ガッツポーズ! (写真先頭が我が同士です。)

04-2019-10.17

・・・おや?・・・目の前に小さなパイプイスがあるぞ。・・・???・・・何だ?

先客がいました。ショック! 10分程前に来たそうです。 グ・ヤ・シ・イ!

まあ、気を取り直して、後ろのおばちゃんたちと御ひいきの落語家さんの話で盛り上がりながら入場です。

二日目は当然帰らなくてはなりませんので、昨日のように夜までは堪能できません。

夕方までの4時間をたっぷり堪能して、後ろ髪を引かれる思いで退場です。

(引かれるほど髪はありませんが・・・。)

この時、大事件発覚!・・・写真を見て下さい。

04-20191-10.17

前にも同士が紹介したと思いますが、寄席では出演予定の落語家さんの都合により急遽入れ替わりがあります。(手書き部分が変更です。)

何!!!トリが「春風亭一之輔」さんに変更。 あらら・・・「柳家喬太郎」さんも出るじゃん。

私くしの2大お気に入りが出る・・・どうする!!

夜まで見たら帰りは間に合わないゾ・・・もう一泊か!・・・しかし明日は仕事だったはず。

イヤッ!ひょっとして休みだったんじゃないか!?・・・そんな気もしてきた!

新幹線が止まってるんじゃないか!?

体調不良で東京で入院したことにするか。・・・頭の中で良からぬことを考えます。

しかし、真面目な地方公務員の老体3人は、「忍び難きをしのび、耐えがたきをたえ」手に手を取って帰路につきました。

てな具合で・・・無事に今年も行ってまいりました。・・・というお話でした。

・・・が、・・・The Finalについて・・・もう少しお付き合いください。

どうしてか・・・もう察しの付く方も見えると思いますが・・・そう、「定年退職」です。

私くしの消防人生が今年度で「The Final」、この日記もすなわちThe Finalとなります。

しかし、残す同士の二人が「寄席・落語」ネタを続けてくれることを祈っております。

(ただし、老体同士です・・・長くはないです。)

 

という事で、最後に落語にちなんで「オチ」のあるお話を一つ。

私が「消防」という職業を選んだ理由!・・・です。

 

※登場人物=与太郎(私の事です。)

昭和50年代のお話です。

無事高校3年生になった与太郎は、同級生が進学を考えている中・・・

「俺は天才だから、もう勉強は十分だ。早く就職して給料がほしい。自由に遊べる金がほしい。」という訳で、進学は一切考えません。

しかし、じゃ~どこに就職するのか?

呑気な与太郎は、親の心配をよそに真剣に考えようとはしません。

そんなある日・・・

友達と遊んでいると、近くで火事でもあったのでしょうか、消防車と救急車、パトカーも集まって来ているではありませんか。

「火事だ!火事だ!」 野次馬根性丸出しで与太郎はハシャイでいます。

そして・・・この日を境に与太郎は就職先を考え出しました。

「警察官」か! 「消防士」か!・・・さあ、どっち?

呑気な与太郎です。

就職するのに試験がある事は知る由もなく、勝手に二択で迷っております。

数日後・・・与太郎は就職先を決めました。

よし決めた!「消防士」になろう。

理由は、先日の火事でカッコイイ消防士を見た訳ではありません。

与太郎の決断した理由は・・・

就職という人生の「幕」を開けるなら、「白黒の幕」を開けるより、「紅白の幕」を開けた方が縁起いいじゃん。

「よし!消防に決~~~めた。」という事です。

  • 警察関係者の方へ・・・悪気はありません。

・・・このオチ・・・分かります?

04-20192-10.17 04-20193-10.17 04-20194-10.17

という事で・・・何とも単純な理由で、運よく消防の世界に入った与太郎は、山あり谷ありではありましたが、無事に42年間の消防人生を送り、今日に至った訳であります。

それでは、最後まで読んでいただいた皆様。ありがとうございました。

あと少々の在職期間はありますが、皆様の幸運を祈りつつ、災害の無いことを願いましてお開きとさせていただきます。

・・・お後がよろしいようで・・・