ほのおのにっき

「育てる」

ほのおのにっき 2020年7月28日

コロナ禍の4月上旬、暇を持て余す我が家の小学生と園児に、何か楽しみを与えてあげたいと思い、自宅の敷地内で人生初の家庭菜園に挑戦してみました。

子供達の希望でミニトマト・キュウリを栽培することになり、土を耕し肥料を混ぜ、一緒に作業をした子供達も楽しそうで、食べられる日が待ち遠しそうでしたが、苗を植えてからの水やり・草抜きは、気づけば案の定、私1人でやっている状況になっていました。

野菜の育て方や、追肥・消毒のタイミングや回数を、苗を購入した際にもらったハンドブックやネット検索で調べながら育ていく日々。

そんなある日、野菜の成長を見守るのが楽しくて、知らないうちに熱中している自分に気が付きました。

先日、やっとできたキュウリを収穫し、子供達に食べさせてあげました。

子供達は笑顔で、「スーパーで買ったキュウリよりも美味しい」と、子供ながらに気遣いをしてくれたのかもしれませんが、「作って良かったなぁ」と嬉しく思いました。

そんな思いになったのも、子供達の笑顔もありますが、やはり、気持ちを込めて栽培したキュウリが美味しく立派にできた事が大きいと感じました。

現在、水難救助隊の正規隊員(水難事故発生時に河川へ潜り活動する隊員)を目指す育成隊員の訓練指導者をしていますが、立派な正規隊員になるよう、厳しいだけではなく、野菜作りを通して学んだように、気持ちの込もった指導を心掛けていきたいです。

 

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