ほのおのにっき

“ONE TEAM”

ほのおのにっき 2020年12月23日

この言葉を聞いて皆さんが思い浮かべるのは、ラグビーワールドカップではないでしょうか?2019年の流行語大賞となり、広く世の中に浸透した言葉だと感じます。

この言葉は、ジェイミー・ジョセフヘッドコーチが、どんなチームにしていきたいのか、どんなラグビーをしたいのか、ファンのみなさんからどういう存在だと思われたいのか。  そんなテーマで選手たちに自分たちで考えてもらい、決めたスローガンだそうです。

そんな“ONE TEAM”を身近に感じた話です。
先日、消防学校時代の同期の結婚式がありました。

その同期とは所属先は違いますが、約1年間辛い訓練を共に乗り越え、プライベートでも旅行に行くなど、良き同期であり友人でありました。

そんな新郎から“余興”をお願いしたいと申し出があり、喜んで引き受けることになりました。

そこで、どうせやるなら “消防士らしい余興”にしたいと思い立ち、ダンスの途中で出場指令がかかり、新郎を火の中から検索するというものにしました。

余興を行う同期は12人おり、職場も違い休みも違う中、予定を合わせて練習を行いました。練習に来れない同期には動画を送り練習してもらうなど、少しでも喜んでもらえるように試行錯誤しました。

そして当日。

12人の同期達は、練習の成果を遺憾なく発揮してくれたお陰で余興は盛り上がり、ほんとにやってよかったと感じました。

ONE TEAMの言葉のように、同期全員で一致団結し、新郎・新婦を祝福したいという気持ちをひとつにして、余興を作り上げる良さがありました。

“消防士だからできる余興”を同期で力を合わせ、ONE TEAMとなって行い、新郎・新婦から喜んでもらうことができ本当に良かったです。