ほのおのにっき

MY 贅沢

ほのおのにっき 2021年2月10日

昨年に続き新型コロナウィルス感染症が猛威を振るう中、私たちの生活がいろいろと制限されています。そんな息苦しい世の中で、ストレスを発散することはとても大切です。人それぞれストレスの発散方法は違うと思いますが、私のストレス発散方法は「美味しい物を食べること」です。

今日は自宅で手軽?にできる贅沢な一品を紹介したいと思います。まずはバーベキューコンロと生の鰻を用意してください(笑)。それらが無い方はフライパンや魚用グリルでも大丈夫です。私はアウトドアが好きなので、バーベキューコンロでアウトドア気分を堪能しながら、炭火で焼き上げる鰻は一石二鳥なのです。

気持ち的には自分で釣った鰻を食べたいところですが、そこは手を抜いて市場で鰻を手に入れます。(市場で骨や内臓は処理して頂きました)

次に、捌いた鰻の串打ちをします。が、それがまた一筋縄ではいきません。

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竹串で挑戦するもすぐに挫折。打ち所が悪く、鰻の分厚い皮に刺さって竹串の先が丸くなり先へ進まないのです。職人は数秒で処理するのに対して、自分は何分かかって串打ちするのだろうと、改めて職人の凄さと鰻丼に対してのありがたみを実感しました。

串打ちができたら最後は炭で鰻を焼きます。私の浅い知識では、基本的に川の魚は皮目から焼く、海の魚は身から焼という記憶がありましたが鰻は逆です。鰻は皮目から焼くと皮が縮んで身が剥がれてしまうので、私は身から焼きます。(人によって皮から焼く人もいるみたいなので、ノークレームでお願いします)

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中まで焼き上がるまで鰻を何度もひっくり返し、市販のタレをかけて出来上がりです!

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到底料理人の作った鰻の蒲焼きにはかないませんが、自らの手で焼き上げた鰻はこれはこれで美味しい!!何回か食べた感想としては、焼き加減で味が大分変化するということ。安定して同じ味の鰻を提供できるのは、やはりプロの料理人の技なのですね。

「串打ち3年、焼き一生」という言葉がありますが、まさにそのとおり鰻は奥が深いもので、職人の方の仕事には頭が下がります。私も職人の方のように自分の仕事に誇りと信念を持ち、日々精進する所存です。

皆さんも、家で過ごす時間が増える中、自分なりのストレス発散方法を探し、コロナ禍を耐え抜きましょう!また、一段と寒くなってきましたが、火気や暖房器具の取り扱いには十分に気を付けてくださいね。