ほのおのにっき

一国一城の主

ほのおのにっき 2021年3月2日

消防署は24時間体制で、朝出勤して、次の日の朝に帰宅する。

多くの職員がこのような勤務(隔日勤務といいます)で仕事をしています。

そしてここからは私の帰宅後のルーティンのお話になります。

 

「ただいまー。」「パパおかえりー。」3歳の3男の元気な声。少し癒されます。

「ねー、パパ~、砂遊びしよ。」

「今帰ってきたところだから、少し寝てもいい?」

「ねー、ねー、パパ~、砂遊びしようよー。」

「じゃあ、少し休んでからね。」私も粘ります。

「ねー、ねー、ねー、砂遊びして、散歩行こうよ~。」最上級の甘えた声で訴えてきます。しかも、さっきより散歩が増えた!

「ママと行ってきたら?」

「パパがいい~。」参りました・・。

「じゃあ、外行くか!」私の負けです・・

 

こんなやり取りを毎回繰り返しながら、家の裏の砂場で砂山作りスタートです。子供はお気に入りのショベルカーとダンプカーで工事現場遊び。私も一緒にスコップで砂山をどんどん盛っていきます。

砂山を眺めるうちに、閃きました!せっかくだからこの山を使って城を作ろう。

元々私はお城が好きでしたので、作り始めてからは城の守りを考えながら山を削り、堀を作り、橋をかけと熱中してしまいました。

体は疲れましたが、意外な充実感に驚きました。外で砂遊びも悪くないなと。

 

休日には城マニアの長男、次男も参加してみんなで城づくり継続中です。帰宅後に横になれない一家の主ですが、裏の砂山では一国一城の主になれそうです。

新型コロナウイルス感染症の影響で外出できない中、子供たちと見つけた楽しみのご紹介でした。

休む暇のない医療従事者へ、少しでも休息をとってもらえるよう、今はみんなで頑張りましょう!!

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