ほのおのにっき

実録!ビフォー&アフター!

ほのおのにっき 2021年4月15日

令和3年3月、関市武芸川町にある1軒の2階建て事業所の事務室では、職員による事務用品の引っ越し作業が行われていました。

重たい机やイスを運んだ後の床面には、傷だらけでところどころ割れてしまったタイルが・・・。

昭和47年に建てられたこの武芸川出張所は、49年もの間、武芸川地域を守るために働いた多くの消防士たちによって使用されてきました。そのタイルの一つひとつのキズや割れは、迅速に出動するため消防士たちがダッシュしたときについたキズか、はたまた出動に備え庁舎内で訓練を重ねたことによって割れたのか・・・。消防士たちの努力の痕が刻まれてきましたが、そろそろ限界に近づいていました。割れたタイルを足で踏んだ際にケガでもしてはたいへん。いや、なんたって掃除がたいへん・・・。

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というわけで、工事が始まりました。慣れ親しんだタイルは匠たち・・・、いや、空間の魔術師・・・、いや、業者の方々によって全てはがされていきました。そして工事が終わり、私たちが中へ入ってみると・・・

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「なんということでしょう!!!」

今まで私たちを苦しめていた床には一面にきれいなシートが貼られ、そこにはとても気持ちのよい空間が広がっていました!これでもう消防士たちがケガをする心配も、所内見学に来てくれる子どもたちに「なんで割れてるの?」と聞かれる心配もありませんね。

きれいに、そして安全に。生まれ変わった武芸川出張所。これからも、私たちとともに、末永く武芸川地域を守っていくことでしょう!