ほのおのにっき

「防火水そう」の注意事項!!

ほのおのにっき 2021年6月16日

みなさんに関心を持ってもらいたいことを紹介します。

 私たちが消火活動をするために必要な「防火水そう」には多量の水が貯留してあります。

「防火水そう」は、関市・美濃市で800個以上設置され、浴槽を大きくしたようなものが地下に埋まっています。下の写真のようにマンホールのような蓋がされているものを「有蓋防火水そう」といい、それ以外の金網や鉄板が被せられているものを「無蓋防火水そう」といいます。

ではここで本題である「防火水そう」の注意事項についてです。

① 落ちたら容易には出られませんので、蓋が開いていても近づいたりのぞき込まない

でください。

② 泳ぎに自信がある人でも中には入らないでください。

私は、仕事で中に入ったことがありますが、頭まで浸かるほどの深さもあり、暗くて容易に出ることはできませんでした。

04-2021-6.16

 

 

 

 

(写真)「防火水そう」に消防士がすっぽりとはまる様子で手を離したら水中にドボンです。

 私たちも安全には十分配慮していますが、火災現場で活動しているときは足元の「防火水そう」の蓋が開いている可能性があり、周囲は大変危険ですので絶対に近づかないでください。

また、道路交通法で消防水利(「防火水そう」など)周囲への駐車が禁止されていますので、特に車を運転される方は注意してください。

【目先の火よりも足元の穴】にご注意を‼

 ほのおのにっき 潜水体験レポート【総務課】(2016年8月17日掲載)の写真に「防火水そう」の中の様子が掲載されていますのでぜひ見てください。