渓流釣りを始めてかれこれ40年になりますが
毎年、5月になると岩魚を釣りに板取川の源流へ、早朝4時頃から出かけていきます。
「今度一緒に魚釣りに連れて行ってください」と頼まれることもあり
初心者を連れて行ったこともありますが、釣果は芳しくありません。
渓流釣りは非常に難しく、餌を魚の前に送り出せば食いつくものではなく
簡単に釣れるような甘ちょろいものではありません。
岩魚やアマゴは非常に警戒心が強く餌の流れる不自然さ
周りの気配(人影や音)にとても敏感な魚で一度岩に隠れると当分の間姿をあらわしません。
そのため、ただ単に餌のついた糸を魚の前に落とすのではなく
いかに餌が自然に流れている(ナチュラルドリフト)かのように見せること
気配を悟られないことが大切です。
源流で竿を出して、たとえ釣れなくても大自然を満喫できればいいと思って
是非、渓流釣りにチャレンジしてみてください。