ほのおのにっき

我が家の非常食の備えかた

ほのおのにっき 2022年1月7日

過去の記事で「我が家の備蓄食料事情」と題し、非常食や日常的に利用している食料品を多めに買い置きして消費期限の近い物から消費し、食べた分を買い足していく「ローリングストック法」について記事を投稿させていただいた50手前のおっさん消防士です。

ローリングストックを実践し、非常食を蓄えてきましたが、消費期限が近い食料(乾麺、缶詰)を試食する過程で、高校生の息子が良いこと言ってくれました。

「ストレスがかかった災害時の非常食だからこそ、いつものご飯に近いものがいいんじゃない?続けてレトルトとかインスタントの麺類はつらいと思うよ。保存食として意識しなくても、いつもの食品をローリングストックしたらあかんの?」

たしかに!長期保存ができる物なら何でもいいやと、乾麺や缶詰、レトルト食品ばかり備蓄していましたが、災害時だからこそ「食」にはストレスをかけたくないと思うのは皆同じでしょう。

ではどうしたらいいか?家族で相談した結果、我が家の非常食は、乾物やフリーズドライ食品を通常の2倍ストックしておき、非常時でもご飯とおかずを作ることとしました。もちろん、以前と同じように非常食としての乾麺や缶詰は備蓄食料として保存しておきます。食品庫にプラスアルファの量をローリングストック法で通常の食材として使いながら、非常時も活用できるように量を多めに保存することにしました。

ご飯とおかずを通常に近い形で作ろうと思うと、水と火が必要になります。水は車庫の温度が一定な場所と屋内の2箇所に分けて保管し、火はキャンプ用のカセットコンロを使用することにします。カセットコンロ用のガスも約5日分の量を車庫に保管しました。

備えあれば憂いなし。試行錯誤しながら我が家に合ったベストな非常食の保存方法をこれからも見つけていこうと思います。