ほのおのにっき

高賀山 山岳救助訓練 【美濃消防署】

ほのおのにっき 2016年10月25日

美濃消防署管内では、秋の行楽シーズンを迎えるにあたり、「高賀の森水」で有名な関市洞戸高賀地内において、標高1224mの高賀山で登山者の急病に対応する山岳救助訓練を行いました。

 

訓練当日は、清々しいほどの秋晴れであったため、登山にふさわしいと感じている最中・・・「65歳男性、登山中に胸の苦しさを訴え、救急要請」と指令情報あり。登山道を30分ほど進むとなんとそこには、情報通り男性(以下、要救助者)が苦しそうに座り込んでるではありませんか。今回は正確な位置情報によりいち早く要救助者に接触できました。04-honoo2-20161025

「今すぐ助けるぞ!」という皆のはやる気持ちもありましたが、登山道を下るのに倍近い時間を要しました。要救助者を安全に揺らすことなく搬送するには狭い登山道を慎重に進まなければなりません。これが、本番の救助で奥地であればあるほど・・・「ぞっ(+o+)」としますが、そうならないためにも私たちは体力向上を日々行っています。04-honoo-20161025

皆さんも、登山などお出かけするときは楽しむことも大事ですが、安全に楽しんでください。でも・・・いざというときは、「119番」を要請してください。その際は、携帯の設定やアイテムを利用し座標位置を知らせて頂くと、いち早く救助ができます。