ほのおのにっき

いざ!という時のバイスタンダーをめざして 【美濃消防署】

ほのおのにっき 2017年3月17日

3月2日、中濃地区防火協会美濃支部の支部研修として、普通救命講習を開催しました。
防火協会に加入する美濃市内の事業所から31人が受講し、初めて講習を受ける人も見受けられましたが、皆さん熱心に受講されました。
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救急法の内容は、より良い方法となるよう5年ごとに見直されています。

1回受講して終わりではなく、定期的に受講することで最新の救急法が身に付き、時間がたっても忘れてしまうことなく、いざ!という時の自信につながるからです。

平成27年の統計では、目撃ありの心臓が原因の心肺停止の人のうち、救急隊が到着するまで心肺蘇生を実施していなかった場合、日常生活が送れるまで回復したのは4.7%ですが、バイスタンダー(その場に居合わせた人)が心肺蘇生を実施した場合は11.7%で、心肺蘇生とAEDによる除細動を実施した場合では46%と回復した人の割合が高くなっています。いざ!という時には救急隊が到着することを待つことなく積極的に心肺蘇生を実施してください。

普通救命講習は3時間のコースですが、他にも90分の救急入門コースなどもあるため興味をもたれた方は一度消防署へ相談してみてください。

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