ほのおのにっき

救急救命東京研修所

ほのおのにっき 2017年8月18日

私は、高校卒業後、中濃消防組合に採用され、今年で9年目を迎えます。
最近では年々増加する救急要請を目の当たりにし、地域住民からの期待が大きい事を実感しています。

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みなさん、救急救命士という存在を知っていますか?

救急車の中では、消防職員が救急隊員として活動しています。
隊員の中には、救急救命士という国家資格を持った救急隊員もいます。
救急救命士は医師の指示のもと点滴を行ったり、心肺停止の患者に対し薬剤投与等の処置を行う事ができます。

私はそんな救急救命士にやりがいを感じ、昨年9月から、東京都(都心から離れたほぼ埼玉県)にある救急救命東京研修所に、愛する妻と引き渡し1週間前の新居を残し半年間、入所してきました。

今日はそんな救急に熱い消防職員が集う救急救命東京研修所について紹介します。

 

 

私が出向した救急救命東京研修所は、全国から年間約600人の消防職員が派遣され知識、技術の習得に励みます。
救急救命士は国家資格で、勉強は並大抵のものではありません。
定期的に実施される模試では順位付けされ、結果は上司に報告…。冷や汗が止まりませんでした。

入校中の半年間は朝から晩まで救急・医療の勉強や現場活動の実習訓練も行います。
夜も仲間と自主的に実技の訓練を遅くまでやりました。

こうして厳しい教育を半年間受け3月の国家試験に合格し、晴れて救急救命士となりました。

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救急救命東京研修所

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消防職員は日々勉強、訓練です。
私も救急救命士となったからには、地域住民の皆さまの期待に応えられるよう、これからも一生懸命頑張ります!!