ほのおのにっき

消防車って忙しい?

ほのおのにっき 2017年11月1日

04-honoo2-20171101

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この消防車は今年の2月、関消防署に配備された『関タンク2』と呼んでいる消防車です。

消防車と聞いてまず思い浮かべるのは「火を消す車」ではないでしょうか?

もちろん消防車は火を消す車であることに間違いはありません。
でも、この関タンク2は火を消す以外にもいろいろな場面で活躍しています。

 

例えば、回転灯とサイレンを鳴らして救急車のすぐ後ろを走っていく消防車を見かけたことはありませんか?
これは火災で出場しているのではなく、救急で出場しているのです。救急現場に着くと、「なんで消防車も?」なんてことを言われることがあります。これはPA連携(ポンプ車(Pumper)と救急車(Ambulance)が同時に出場すること)と呼ばれています。119番通報の時、重症等の判断がされた場合や、階段、通路など狭い場所で救急隊だけでの搬送が困難な場合などに消防車も同時に出場するのです。
その他にも、交通事故などでの救助活動の補助や安全管理、事故車両から漏れ出したオイルの処理、建物の自動火災報知設備の発報による出場や、ごみや枯草の焼却など火災とまぎらわしい行為を確認するための出場などさまざまです。

さらには、学校や事業所に対して消火器の取扱いや避難訓練を指導する消防訓練、立入検査などがあります。

 

そうです。この関タンク2と呼んでいる消防車はとても忙しい車なんですよ。