7月26日、三重県鈴鹿市の三重県消防学校において開催された第46回消防救助技術東海地区指導会に出場しました。
この大会は東海地区(愛知・岐阜・三重)の消防本部の隊員たちが参加し、さまざまな競技で救助技術を競い合う大会です。
当組合からは2つの競技にエントリーし、出場隊員は日々訓練に励んできました。
当日は日差しが強く、ただでさえ暑い日でしたが、鍛え抜かれた出場隊員たちの熱気や、応援に駆けつけた消防士、家族たちの熱い思いがさらに会場を熱くさせていました。
上位入賞し、全国消防救助技術大会(今年は宮城県仙台市で開催)へ出場する!
関わってくれた人たちへの感謝を表現する!
出場隊員はさまざまな思いを胸に、さらに所属本部の看板を背負って競技に臨みます。
そのため、消防士たちがこの大会にかける気持ちはとても強いんです!!
中濃消防組合がまず出場した競技は「ほふく救出」。
1人が空気呼吸器を着装して長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する競技です。
結果は上位入賞とはなりませんでしたが、大きなタイムロスはなく、訓練の成果は発揮することができました。
次に出場した競技は「ロープブリッジ救出」。
2人の隊員が塔と塔の間に張られたロープを渡り、反対の塔にいる要救助者にロープを決着し、もう1人の隊員が引っ張って救出するという競技です。
結果は、こちらも上位入賞はなりませんでしたが、減点なく競技でき、来年度につながる結果となりました。
どちらの競技も全国大会への出場は逃しましたが、日々の訓練で培ってきた救助技術や、隊員同士の強固な絆は今後の消防業務に役立てていけるものです!
中濃消防出場隊員の熱い夏は終わりましたが、まだまだ暑い夏は続きますので、みなさん体調管理には十分気をつけてくださいね!