皆さんの身近にあるこれ☟☟☟。


そう!消防用水利として使用される消火栓です。
写真のように消火栓は大きく2種類に分けられています。
- 地上に消火栓が出ている地上式消火栓
- 地下に消火栓が埋まっている地下式消火栓
この写真をご覧ください。
赤丸のところに地下式消火栓があるのですが、見ていただいたとおり雪が積もると地下式消火栓は全
く見えなくなってしまいます。
火災時には「あれ!この辺に水利があったはずなのに・・・」なんてことになりかねません。
特に洞戸・板取地域は関市の中でも積雪が多い地域です。
このようなことがないように、洞戸・板取川出張所では、今年度から新しい取り組みを始めました。
取り組み内容は、消火栓周囲の風景画像を職員に提示し、所員はそれがどこの消火栓なのかを地図に
記入するといったものです。
この写真から、民家、電柱、道路などを参考に消火栓の位置を記憶していきます。
始めた頃は、所員は悪戦苦闘しながら取り組んでいましたが、次第に変化が見えてきました。
このテストを行った後、実際に道を走ることで記憶が定着するようになってきたのです。
そして今では、所員みんなが、以前より正確に水利の場所を把握できるようになっています。
来年度もこの取り組みは継続して行っていき、いつ大雪が降ってもいいように、万全の体制を敷いて
いきます。
最後に、まだまだ寒い日が続きますので、暖房器具を使用する際には火の取り扱いに十分注意しましょう。