2月17日、中濃消防組合関消防署の武儀出張所と津保川出張所が合同で、管内の高齢者福祉施設において救急活動連携訓練を実施しました。
まず最初に、敷地のすぐ近くを流れる津保川の氾濫により、施設1階に土砂が流れ込んだという想定で、施設職員によって2階の入居者を3階へ避難させる訓練や、救急隊・消防隊による傷病者のトリアージ(同時に多数の傷病者が発生した場合、けがや病態の緊急度によって優先順を決定すること)訓練を行いました。
その後は、普段の施設での生活中に傷病者が発生した想定で、
施設職員が具合の悪くなった入所者を発見
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職員による応急手当、119番通報
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到着した救急隊へ引き継ぎ
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その後に到着した応援隊と連携し、傷病者を救急車内へ搬送
(傷病者が心肺停止の状態やその恐れがある場合などに救急隊または消防隊が応援に駆けつける場合があります)
といった一連の流れの訓練も実施しました。
訓練終了後には意見交換会を行い、問題点等について話し合うことで互いに顔の見える関係を構築することができました。
施設職員のみなさんの救急意識向上と、武儀・津保川両出張所の連携強化を図ることができ、今後の活動に繋がる有意義な訓練となりました。