6月18日、中濃消防組合消防本部において消防職員体験型採用説明会を実施しました。
この説明会は消防士を目指す人たちを対象に、消防士という仕事についてより一層理解を深めてもらうために昨年から行っています。
なんといってもこの説明会の目玉は「消防士の仕事を実際に体験できる」ことです!
今年は参加者16人にこんな体験をしてもらいました!
その① ホース搬送&放水訓練
消防士は体力が必要!
参加者には火災時に着る本物の防火衣と空気呼吸器を着装した状態(重さ約20kg)で、さらにホースを持って、訓練塔の最上階(6階)まで駆け上がってもらい。
そしてすぐに下まで降りてきて、今度は消防車までダッシュ!
最後はノズル(ホースの先の水が出る器具)を持ち実際に放水してもらいました!
決していじめているわけじゃありませんよ!
火災現場でははしごやホース、破壊器具など、もっといろいろなものをもって走ることもありますし、山だって登らなければならないときもあるんです。参加者は「防火衣を着て走ることが思ったより大変だった」と言っていました。
その② ロープ渡過訓練
地上約7mの高さに張ってある20mのロープを渡る訓練も行いました。
テレビなどでは見たことがある人も多いかと思いますが、実際に渡ったことがある人はそうそういないはず!
やってみるとただ手足を速く動かすだけではうまく進まなかったり、姿勢を保つのが難しかったり、参加者も試行錯誤しながら渡っていました。
その③ 救急シミュレーション訓練見学
実際に救急隊員が行う訓練を間近で見学してもらいました!
救急指令から出場、現場活動、病院への連絡、病院への搬送までの一連の流れを本番さながらに行う隊員たち。
参加者の中には救急救命士を目指している人もおり、緊張感を肌で感じてくれたのではないかと思います。
その後、車両や庁舎、高機能指令センターを見学したあと、職員との意見交換会を行いました。
参加者のみなさんは目を輝かせながらさまざまな質問をしてくれました。
体験した参加者からは、「貴重な体験ができ、消防について理解を深めることができて良かった」という声が聞けました。
来年度以降も体験型説明会は実施していく予定ですので、「消防士になりたい!」という人や「消防士に興味あるなぁ。」という人はぜひ参加してください。
なお、訓練の際は事故やけががないように、本物の消防士が補助につきますので安心してくださいね。
中濃消防組合の消防士が「本気」の訓練をあなたに体験・体感させます!
「本気」を体験したい方、待ってます!!