「収れん火災なんてそんなの起きるわけない…そういうふうに考えていた時期がありました」
理科の実験で虫眼鏡を使って太陽光を一点に集めて黒い紙を燃やしたことを思い出して下さい。これと同じ現象が、虫眼鏡を使っていないのに…人が居ないのに…ある条件が揃った瞬間にあなたに“牙”を剥きます。
その条件とはこの3つです。
1.太陽光
2.光を反射(屈曲)する物
3.可燃物
光を反射(屈曲)するものと言えば
・水入りペットボトル
・ガラス製インテリア
・鏡など…があります。
それらはただの置物ではありません。条件が揃えば全て火災発生の原因になります。
試しに消防署でメイク用の拡大鏡と布を使用して燃焼実験をしたところ、3秒で煙が上がり60秒で出火しました。
(太陽光が軍手に一点に集中するように鏡の角度を調整すると。。。)
特に冬場は、太陽の高度が低いことから部屋の中まで光が差し込みやすく、空気が乾燥しているため収れん火災が発生しやすい条件が揃っていると言えます。
凹面鏡で太陽光を集めた場合、光の焦点位置の温度は約500℃に達します(木材の発火温度は400℃)。
収れん火災の対策はシンプルです。
“太陽光が当たる場所に光を反射(屈曲)する物を置かない”
「大丈夫だと思っていた」その油断こそが最大の敵。
知っていれば、防げる。
知らなければ、燃える。
この記事を読んだあなた、太陽の光が当たる場所に光を反射(屈曲)する物を置いていないか確認してみてください。それが火災予防になります。




