ほのおのにっき

甘い考え、重い症状

ほのおのにっき 2017年12月7日

師走に入り寒い日々が続いていますが、皆さん体調はいかがでしょうか?
ちょっとした不調を見逃すと、治療に時間が掛かるようになります。初期症状段階での治療が大切です。

 

なんでわざわざこんなことを書いたのかというと、自分がちょっとした不調があった時に大したことがないと考えて放置した結果酷いことになったからです。

最初はへそ周りに触れると痛みがあるのとへそから嫌な臭いがあった状態が、5日後にはしこりができて常に痛い状態に。
腰を曲げてゆっくり歩かないと激痛で移動が出来ず、これはまずいと病院に行くと尿膜管遺残症と診断され手術で治すことに・・・。
このとき症状が軽いうちに病院へ行けば薬を飲んで治せたと聞いてもっと早く病院に行っていればと後悔。

そんなこんなで手術の原因となった尿膜管遺残症、聞き覚えがないので調べてみました。

 

尿膜管遺残症とは

・尿膜管が出生後も閉じずに残っている状態

・尿膜管は胎児のころに胎盤(へそ)と膀胱をつないでいる管

・尿膜管は出生後次第に退化し閉鎖される

・成人の約2%が閉じていない

・閉じてない部分は人により異なる

・感染や膀胱の膨らみにより開くことがある

 

主な症状(症状がないことも多い)

・へそから尿が漏れる

・へそ周囲の炎症

・腹痛

・へそから膿がでる

・悪臭がする

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尿膜管が開いている人自体が少ないみたいです(成人約2%)。
尿膜管が開いていても症状が出てなければ問題もなく、症状が出ても投薬で治せるようです。

 

自分が体験したように症状が進行すると薬では、治らなくなる病気もあります。
ちょっとした不調を大したことがないと考えないで、早めに病院へ行くようにしましょう。