ほのおのにっき

我が家の備蓄食料事情

ほのおのにっき 2018年12月12日

「みなさんのお宅では災害に備えて何か対策をされていますか?」と聞くと、家具の転倒防止器具や非常用の持ち出し袋など、防災に対する意識の高まりから様々なグッズを揃えていると回答を得る機会が増えてきました。9月1日の防災の日はすでに過ぎていますが、先日TVで防災グッズが特集されていたことを機に、我が家が被災した場合について家族会議を行いました。

防災に携わる者として、家具・家電の固定や趣味のキャンプを生かした、非常持ち出し袋は家族分を準備していますが・・・、大事な水・食料が全くないことに気付きました。

災害が発生したらまず、負傷することなく生きのびることが大切ですが、大規模災害時など避難所に入れない場合や補給物資が手に入るまでのことを考えると、最低3日分(可能ならば1週間分)の食料と飲料水が必要と言われています。キャンプで食べられる食糧や、どんな水でもろ過するストロー型の浄水器は持っていましたが、家族4人、3日分には程遠い量でした。圧倒的に家族分の食料と飲料水が足りないことに危機感を感じ、早速スーパーへ走りました。

1日1人当たり水3L、家族4人分で12L×3日=36L。これは2Lペットボトルの水を箱単位で購入すれば2箱で足ることになります。また、今すぐ手に入り保存が効く食料=缶詰めや干物、インスタント物、レトルト物と考え、予算は1万円!!1年は保存できる物に限り手に入れてきました。

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まだまだ改善の余地ありです。

 

保管する場所は家の通し柱がとおっている押入れで、かつ出入り口に近い場所にしました。我が家ではこれを賞味期限が切れそうな順に前に出して保管し、賞味期限が来たら食べて不足分を買い足していく計画です。これをローリングストック法と呼ぶそうです。普段から少し多めの食材を入手し、使ったら使った分だけ買い足しておく方法です。これで常に新しい食料が備蓄されることになります。また、最低3日分の家族の食料を確保するには、軽くてかさばらない物を備蓄するようにしましょう。でないと我が家のように保管場所を大きく取らなければならなくなります。普段の食事に使うちょっと賞味期限の長い食材を常にローリングストック法でストックしておけば保存期限を気にすることなく食料を備蓄できるのでおすすめです。

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2つの箱に分け、賞味期限が早い物順に入っています。

 

今回はお手軽に手に入る食品でそろえましたが、防災用の長期保存食の方が最近は保存期間が長いのはもちろん栄養面もよく考えられて作られているみたいです。これからそちらは徐々にそろえていこうと思います。
  

(今回の投稿は農林水産省「緊急時に備えた家庭用食品備蓄ガイド」を参考にさせていただきました)