ほのおのにっき

かくほ~ 【津保川出張所】

ほのおのにっき 2017年1月27日

東京オリンピックで正式種目として採用された「スポーツクライミング」、中でもロープを使って十数メートルの壁を登っていく競技を「リードクライミング」と言います。最近うちの11歳の娘も始めたのですが、このクライミングは一人ではできません。登る人=クライマー、確保する人=ビレイヤーの二人が揃ってはじめて成り立つ競技なのです。

※わが家では娘=クライマー、父=ビレイヤー

クライマーとビレイヤーは1本のロープで繋がっていて、ビレイヤーはクライマーが壁を登るときはロープを送り出し、クライマーが落下したときはロープを張って落下を止めます。

安全に登るためには二人の息が合わないといけないのですが、まだ親子共に初心者なので息が合わずケンカすることもしばしば。だいたいいつも父が怒られています(笑)

趣味でやっているクライミングですが、実は私の仕事にも役立っているのです。

 

それは「確保(かくほ)」です!!

消防には、いろいろな場面でその状況に応じた確保技術が求められます。

消防が災害現場や訓練でおこなう「確保」とクライミングの「確保」はまったく別物のようですが、自分の命を守る、人の命を預かるという意味ではまったく同じものです。

安全で動きやすい確保をするために、相手をよく見て次の動作を予測するという面もよく似ています。

私のクライミングの確保は発展途上ですが、これからも消防とクライミング両方で確保技術を磨いていきます!!

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