ほのおのにっき

消防訓練デビュー

ほのおのにっき 2017年10月6日

先日、消防訓練での消火器の使い方説明に若手消防士が初挑戦しました!

 

私たち消防士は企業や学校で消防訓練の指導に出向いた際

消火器、屋内消火栓設備、自動火災報知設備、…etc

消防用設備の使い方を説明することがあるのです。

 

人前で話すのは緊張する…

始まる直前はそんなことを言っていましたが

笑いあり、涙あり(?)で上手に説明していました!

04-honoo-20171006

 

説明もこれから回を重ねるごとに上達していくと思いますが、

“訓練を重ねて上達する”それは皆さんも同じです!

 

今年の2月に埼玉県にある某通販会社の倉庫で大規模な火災がありました。

その会社では、消防訓練で消火器による消火訓練を定期的に行っていましたが

屋外消火栓の取扱い訓練は行われていませんでした。

 

その結果、消火器による消火は行ったものの、

屋外消火栓設備を十分に使うことができず、

焼損面積45,000㎡(調査中)

鎮火まで12日

を要する大規模な火災へと発展しました。

 

消防用設備は建物の用途、規模、構造によって設置が義務づけられるものがあります。

しかし、設置されているだけではなんの意味もありません。

消防訓練を行い、設置されている消防用設備を使いこなすことで

火災による損害を小さくすることができるのです。

 

中濃消防組合は一般企業・自治会等から指導の依頼があれば、職員が出向し指導を行っています。

消防訓練を行い、災害に備えて「命」と「財産」を守りましょう!