先日、消防訓練での消火器の使い方説明に若手消防士が初挑戦しました!
私たち消防士は企業や学校で消防訓練の指導に出向いた際
消火器、屋内消火栓設備、自動火災報知設備、…etc
消防用設備の使い方を説明することがあるのです。
人前で話すのは緊張する…
始まる直前はそんなことを言っていましたが
笑いあり、涙あり(?)で上手に説明していました!
説明もこれから回を重ねるごとに上達していくと思いますが、
“訓練を重ねて上達する”それは皆さんも同じです!
今年の2月に埼玉県にある某通販会社の倉庫で大規模な火災がありました。
その会社では、消防訓練で消火器による消火訓練を定期的に行っていましたが
屋外消火栓の取扱い訓練は行われていませんでした。
その結果、消火器による消火は行ったものの、
屋外消火栓設備を十分に使うことができず、
焼損面積45,000㎡(調査中)
鎮火まで12日
を要する大規模な火災へと発展しました。
消防用設備は建物の用途、規模、構造によって設置が義務づけられるものがあります。
しかし、設置されているだけではなんの意味もありません。
消防訓練を行い、設置されている消防用設備を使いこなすことで
火災による損害を小さくすることができるのです。
中濃消防組合は一般企業・自治会等から指導の依頼があれば、職員が出向し指導を行っています。
消防訓練を行い、災害に備えて「命」と「財産」を守りましょう!