ほのおのにっき

私の家のお餅つき

ほのおのにっき 2018年1月17日

私の家では年末になるとお餅をつくことが一大行事となっています。弟二人が家族を引き連れ集合し、代わるがわる杵を持ち皆で餅をついてきました。私の記憶では物心のついた幼少期保育園時代から50年間(私の半生)は毎年続けられ、昨年は暮れの12月28日夜に行いました。平日のため仕事を終えた弟らが応援に駆け付け、休憩を含め約2時間で三升餅3つをつきあげました。

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私(右側)も杵を持ち頑張りましたが、途中で膝や腰が悲鳴を上げだし、体力の衰えを痛感しました。

昔の正月と言えば餅が主食で毎日毎日餅を食べさせられた記憶があり、四升餅を10個ついた年もありました。

 

 

現在では年間を通しスーパーに行けば餅を手軽に購入できることがあたりまえの時代となり、また家庭用餅つき機の普及や、米屋・和菓子屋等で好きなだけ注文する事が出来ることで、家庭内で餅をつく習慣が減少している事は確かです。

 

自分でついた餅を食べてみたい方の為に、私の家の餅つき手順を紹介します。

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1 杵と臼・のし板・のし棒を用意します

2 釜戸で羽釜一杯に湯を沸かします

3 蒸篭(せいろ)に餅米を入れ約40分蒸し、上蓋から蒸気が噴き出たら蒸し上がりの合図です

4 蒸し上がった餅米を臼に入れ約5分間こねます

5 餅米の形が無くなったら二人が交互につき、途中の返し手を10回程行えば美味しいお餅の出来上がりです

04-honoo3-201801176 つき上がった餅をのし板に乗せ、のし棒で好みの厚さに伸ばし、のし餅の完成です

7 のし餅が固くならない翌日の朝早く、餅を好みの大きさに切り分けると、煮ても焼いても美味しい餅がいただけます

 

 

 

私も現在55歳、定年退職まであと数年となり体力の衰えは隠せませんが、最低でも今の体力を維持し「継続は力なり」を肝に銘じ、餅のように粘り強く仕事に打ち込み無事定年を迎えたい。そして、定年後も一大行事の餅つきを体力の続く限り先頭で行い、代々引き継がれるよう努力します。