先月のお話にはなりますが、関消防署から投稿します!
6月21日に、関消防署と岐阜県防災航空隊との合同水難救助訓練を実施しました。
天候不良が心配されましたが、無事に訓練を行うことができました。
合同訓練の目的は、連携強化です。
水難救助現場では、消防と防災航空隊との連携が必要になります。
河原から川を見るのと上空から川を見るのとでは見える景色が違います。
それが今回企画した
「消防署と防災航空隊が共に活動する水難救助訓練」 です。
訓練では、2つの連携訓練を行いました。
1つ目は、水中に沈んでいる要救助者を防災ヘリが発見し、目印を投下します。
そこに消防隊がボートを走らせ潜水隊員が潜って救助します。
2つ目は、増水で中州に取り残された要救助者をヘリから隊員が降下して救出し岸にいる消防隊に引き継ぎます。
どちらの訓練も消防署や防災ヘリだけでは、救助に時間を要し救出が困難です。
お互いが連携することでいち早く安全に救助することが可能となります。
今回の訓練で連携強化は確実にできましたが、事故が無いのが一番です。
梅雨も明け暑くなり、川遊びが楽しい時期になりますが、
川などで遊ぶ際には絶対に事故が起きないよう安全保護具(ライフジャケット等)の着用は徹底してくださいね。
ちなみに、防災航空隊とは、防災ヘリと呼ばれる空の消防隊のことを言います。
岐阜県内から選ばれた救助の精鋭の集まりです。
当本部からは3年に1度、救助のスペシャリストを派遣しています。
※当本部の職員が派遣された際の「ほのおの日記」のリンクを以下に添付しますので、
興味のある方はご一読いただければより防災航空隊がイメージできると思います。