消防士にとって熱い季節がやってきました。
7月26日、東海地区の消防士たちが救助技術を競い合う消防救助技術東海地区指導会が行われます。
当組合からは「ロープブリッジ救出」・「ほふく救出」の2種目に出場予定で、出場隊員たちは本番に向け日々訓練を重ねているところです。
そんな中、7月6日には副管理者(美濃市長)、7日には管理者(関市長)の前で出場選手が訓練を披露しました。
ほふく救出
3人1組(要救助者を含む)で実施。
1人が空気呼吸器を着装して長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、2人で安全地点まで搬送する種目。
屋内で煙に巻かれた人を救出するための訓練です。
ロープブリッジ救出
4人1組(要救助者を含む)で実施。
2人が塔と塔の間に張られたロープを渡り(20メートル)、反対側の塔にいる要救助者を救出ロープに吊り下げます。その後もう1人の隊員がロープを引っ張り要救助者を救出するという種目。
要救助者を隣の建物等から進入し、救出することを想定した訓練です。
今回の訓練披露では、両種目ともベストタイムとはいきませんでしたが、日頃の訓練の成果を発揮し、堂々と実施することができました。
消防救助技術東海地区指導会
日時: 平成29年7月26日(水曜日)
場所: 三重県消防学校(三重県鈴鹿市石薬師町452)
各種目で上位入賞(ロープブリッジ救出は全出場チーム中2位以内、ほふく救出は県内の出場チーム中1位)の場合、8月23日(水)に宮城県で開催される第46回全国消防救助技術大会に出場することができます。
本番まで残り約20日。
本番でベストな結果が出せるよう、さらに訓練に励んでいきます!!