前回、進化する消防資機材として、消防の【筒先(つつさき)】をご紹介しました。
詳しくは、2017年9月21日掲載「進化する消防資機材」をご覧ください。
今回ご紹介する消防資機材は・・・
【空気ボンベ】です。
空気ボンベとは、空気呼吸器につけるボンベです。
空気呼吸器は、火災に立ち向かう消防士にとって
自らの命を預ける大切なものです。
その空気呼吸器に設置するボンベが空気ボンベです。
古いものから順番に紹介します。
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このボンベは鉄製で、重さはなんと約【10】キログラムもあります。私が消防署に入った当時は、この空気ボンベしかありませんでした(-。-)y-
重たかった(;一_一)
そして、ボンベ内の空気の量は約【1200リットル】です。
活動時間は人によって違いますが、だいだい15分くらいです。 |
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次に登場したボンベの重さはなんと鉄製ボンベの半分、約【5】キログラムしかありません。
最初にこのボンベを担いだ時は、軽くて涙が出ました!(^^)!
そして、ボンベ内の空気の量は約【1200リットル】です。
鉄製ボンベと空気の量、活動時間は変わりません。 |
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上の2つのボンベと見た目は大きく変わっていませんが、何が違うか気付きましたか???
なんとボンベ内の空気の量が約【1800リットル】となり、約1.5倍の時間活動できるようになりました!見た目ではわかりませんねー <(`^´)>スミマセン
そしてボンベの残圧が外から見られるようになりました。

それだけかとお思いかもしれませんが、今までは残圧を確認するには専用の計測器を装着し、1本1本確認しなければいけませんでしたが、その必要もなくなりました !(^^)! |
というわけで、色々な消防の資機材も進化しています。私も乗り遅れないように進化しなければなりません。
今日も消防の資機材の勉強・取扱い訓練を頑張ります!!
なお、キッズコーナー内「消防コレなに?ソレなに?」のコーナーにも空気ボンベについて掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください!
消防コレなに?ソレなに? 『空気ボンベ』はこちら