ほのおのにっき

進化する消防資機材2

ほのおのにっき 2018年8月29日

前回、進化する消防資機材として、消防の【筒先(つつさき)】をご紹介しました。

詳しくは、2017年9月21日掲載「進化する消防資機材」をご覧ください。

 

04-honoo1-20180829今回ご紹介する消防資機材は・・・

【空気ボンベ】です。

 

空気ボンベとは、空気呼吸器につけるボンベです。

空気呼吸器は、火災に立ち向かう消防士にとって

自らの命を預ける大切なものです。

その空気呼吸器に設置するボンベが空気ボンベです。

古いものから順番に紹介します。

04-honoo2-20180829 このボンベは鉄製で、重さはなんと約【10】キログラムもあります。私が消防署に入った当時は、この空気ボンベしかありませんでした(-。-)y-

重たかった(;一_一)

そして、ボンベ内の空気の量は約【1200リットル】です。

活動時間は人によって違いますが、だいだい15分くらいです。

04-honoo3-20180829 次に登場したボンベの重さはなんと鉄製ボンベの半分、約【5】キログラムしかありません。

最初にこのボンベを担いだ時は、軽くて涙が出ました!(^^)!

そして、ボンベ内の空気の量は約【1200リットル】です。

鉄製ボンベと空気の量、活動時間は変わりません。

04-honoo4-20180829 上の2つのボンベと見た目は大きく変わっていませんが、何が違うか気付きましたか???

なんとボンベ内の空気の量が約【1800リットル】となり、約1.5倍の時間活動できるようになりました!見た目ではわかりませんねー <(`^´)>スミマセン

 

そしてボンベの残圧が外から見られるようになりました。

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それだけかとお思いかもしれませんが、今までは残圧を確認するには専用の計測器を装着し、1本1本確認しなければいけませんでしたが、その必要もなくなりました !(^^)!

 

というわけで、色々な消防の資機材も進化しています。私も乗り遅れないように進化しなければなりません。

今日も消防の資機材の勉強・取扱い訓練を頑張ります!!

 

なお、キッズコーナー内「消防コレなに?ソレなに?」のコーナーにも空気ボンベについて掲載されていますので、そちらもぜひご覧ください!

消防コレなに?ソレなに? 『空気ボンベ』はこちら