ほのおのにっき

身近な存在ガソリンスタンド

ほのおのにっき 2018年10月31日

今回はガソリンスタンドでの注意点について、みなさんに改めてお話したいと思います。

都市部を除くと、普段から通勤やお出かけでは自動車を利用される方がほとんどだと思います。自動車を動かすためには、ガソリンや軽油をガソリンスタンドで給油しなければなりません。近年電気自動車という、燃料を必要としない充電式の自動車も普及してきていますが・・・。

平成10年頃から規制緩和によってセルフスタンドという、利用者自らが給油する形態のガソリンスタンドが登場し、今では身近なものとなっています。販売価格も安く、利用される方も多いのではないでしょうか。

しかし、セルフスタンドを利用する際、稀にエンジンをかけたまま給油する利用者を目にすることがあります。

 

ここでハッキリ言いましょう。それ、法令違反です!!

 

危険物の規制に関する政令の第27条第6項第1号のロにはこう記されています。「自動車等に給油するときは、自動車等の原動機を停止させること。」と。ちなみにガソリンスタンドの構内には、「給油中エンジン停止」と書かれた掲示板も掲げられています。

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手軽に給油ができ、身近な存在となったセルフスタンドですが、ルールを守らなければ重大な事故に繋がる危険も潜んでいます。そもそもガソリンなどは、引火点が低く火が着きやすいもので、揮発性も高いため常温でも蒸気となる危険な物質です。ガソリンなどが揮発した蒸気は目に見えず、また容易に引火します。そんなガソリンなどを給油しているときにエンジンがかかっていると非常に危険ですので、必ずエンジンを止めてから給油してください!

秋の行楽シーズンも道中安全、そして給油中も安全にお願いしますね!!