読書の秋・・・ということで本を読もうと思い、本屋をぶらついていたら、なんともエキセントリックな題名が目に飛び込んできました。
「死に山:世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相」
えっ、世界一不気味な遭難事故!!
消防という仕事柄、遭難事故という言葉に反応した私はこのエキセントリックな題名の本をついつい買ってしまいました。
ここでみなさん、突然ですが、ディアトロフ峠事件って、知っていますか?
「はい」と答えた、そこのあなた、かなりのオカルトマニアです。私はこの事件を知りませんでした。
ディアトロフ峠事件とは1959年冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた不可解な遭難事故です。遭難者である登山チーム9名は氷点下の中で衣服・靴をろくに着けておらず、遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出されたといわれています。
そして、この本の著者はアメリカ人ドキュメンタリー映画作家であり、何度もロシアに足を運び、この事件の真相に迫ります。そして、たどり着いた驚愕の真相とは!!
・・・と、まぁ、こんなあらすじです。当然ここでは書きませんが、うやむやで終わったりせず、一応結論にたどり着きます。読後感としては悪くありません。良かったら読んでみてください。
ところでみなさん、ディアトロフ峠事件のような事はないと思いますが、登山をする際は何があるかわかりません。十分に注意して楽しんでくださいね。