高校生の時のことです。
通学途中、バスの中で人が倒れた現場に遭遇しました。その時私は見ているだけで何もできませんでしたが、現場に駆け付けた救急隊員の方はテキパキと処置をし、傷病者が不安にならないように声掛けをしていました。
このきっかけから私も人助けがしたい!と思い救急救命士の資格が取得できる大学に進学しました。
補足
救急救命士とは!!
一般救急隊員の処置に加えて
・静脈路確保のための輸液
・器具(食道閉鎖式エアウェイ、ラリンゲアルマスク、気管チューブ等)を使用した気道の確保
・心臓停止等緊急の際の薬剤の投与
・低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与
などの処置が行える資格です。
救急救命士は国家資格のため当然試験もあります。簡単ではありません。
私の場合大学での国家試験対策模試に加え、担当教員からの課題をこなし、それ以外の日は図書館に朝から晩まで詰めるのが国家試験前の日課でした。
そんな生活を何か月か繰り返しているとやはり精神的に追い込まれます。そのため適度に休憩がてら話題となっていたポケモンGOをして気分転換しておりました(笑)
また、無事救急救命士になれても今度は採用試験に合格しなくては消防士として働くことはできません。
何とか採用試験をクリアし、昨年この中濃消防組合の消防士となることができました。
このような道のりを経て現在は関消防署に配属され、先輩隊員の指導のもと、消防士兼救急救命士として働いています。
まだまだ一人前には程遠い私ですが、初心を忘れず先輩消防士(救急救命士)のようになれるよう日々自己研鑽し頑張っていきたいと思います!