6月ももう終わりますが、暑い日が続いていますね。
これから7月、8月とさらに気温が高くなることが予想されますが、皆さんは何か対策していますか?
私は仕事上、極力エアコンを使わず、暑さに慣れる様にしていますが、どうしても耐えられない時はやはりエアコンのボタンを押してしまいます(笑)
何を言っている、暑さがなんだ!
火災が起きたら、火に立ち向かって消すのが消防士の仕事だろ!
現場で暑いなんて言っていられるか!
と、この時期は自分自身に言い聞かせていますが、やはり辛いものは辛いです。。。
先日のほのおにっきでも紹介されていますが、我が美濃消防署で取り組んでいる暑熱順化トレーニングについてお伝えしたいと思います。
内容としては、気温の高い日に防火衣を着装して火災防ぎょ訓練と言われる、火災発生時における活動の基礎となる訓練を行います。
具体的には、目標物までホースを数本延ばした後に模擬の火点に向けて放水すること、はしごや破壊器具を持って搬送すること、約20mのホースを手で巻くなど、様々な基本となる活動を約45分間みっちり行います!
普段から多少ですが鍛えている私も、大量の汗をかいてフラフラになってしまうような訓練でしたが、この訓練を乗り越えたことで、真夏の災害現場でも自信を持って対応することができます!
これからの時期、どれだけ炎天下であろうと暑熱順化トレーニングで厳しい訓練を乗り越えた私は、全力の活動をしてみせますが、一番良いのは私たちが出動をしないことなので、皆さん火の取り扱いや体調管理には注意して下さい。