私は消防歴27年、妻一人、子一人の哀愁漂う(?)48歳のおじさん消防士である。
今回は、そんなおじさん消防士の非番日(仕事終わり)の日常を紹介しよう.
24時間勤務である私たちの仕事は、朝8時30分に終了する。緊張から解放される時である。車でおよそ1時間かけ家路に着くのであ るが、緊張のスイッチは完全には切れていない。半分ほど仕事のことが気になりながらハンドルを握っている。
そして、車を車庫に入れ、玄関を開ける。
「ただいまー」
そこに待っているのは、愛する妻!!ではなく、可愛い子供!!でもない。
妻は仕事で、子供はもう家を出ているからだ。
そこで、私を温かく迎えてくれるのは・・・
そう!!キンクマハムスターの「コムちゃん」!!
全ての緊張から解放される瞬間である。「コムちゃん、おはよう、帰ったよー」と声を掛ける。もちろん、夜行性のハムスターは睡眠中。見てのとおり、可愛くて仕方ない!!
私と遊んでくれる雰囲気ではない。彼女にとっては迷惑な話しであろう。
そんな時は、天下の宝刀「おやつ」である。絶大である。
嫌な顔ひとつせず、わたしを迎えてくれる。
「しあわせ!!」と感じるひと時である!!
こうして私は、一日の仕事の疲れをとり、明日からの仕事への活力にするのであった。
哀愁漂う48歳、おじさん消防士のひと時である。