3年前の夏、子供といっしょにお祭りに行きました。
そこで金魚すくいが子供の目に留まり、「金魚すくいがやりたい」と言いました。そして3匹の金魚が家にやってきました。
金魚の飼育経験がない私にとって、子供のころに飼ったザリガニといっしょで水槽に水入れてエサをやっておけば良いだろうと考えていました。しかし考えが甘かったです。数日後、朝起きて水槽を見ると、1匹浮いているではありませんか。昨日の夜まで泳いでいたのに・・・、まだ2匹いるからと思っていましたが、次々と旅立っていきました。・・・
そして次の年の夏、子供とお祭りに行った時、また子供が「金魚すくいやりたい」と言い出しました。どうして子供は金魚すくいが好きなんだと思いましたが、やさしいパパのため「いいよ」とひとつ返事で金魚すくいをやりました。今度は4匹の金魚が家にやってきました。
そこで「よーし、今度は長生きさせるぞ」と意気込んで、まずネットで情報収集しました。
なになに、水道水のカルキ抜き・・・、急激な温度変化に注意・・・エサのやり過ぎ注意・・・
なんて繊細なんだ。ザリガニなんてほとんど放置だったのに・・・と思いました。
しかし、「やるぞ」と決めたので、フィルターやカルキ抜きを買ってきて、水質にも気を使い2週間に1回は水替えを行いました。
そして1年が過ぎました。「4匹とも生きているぞ~」と感激しました。
が、また子供とお祭りに行くと「金魚すくいやりたい」と言い出しました。そこは「今の4匹でいっぱい、いっぱいだ~」と言ってお預けにしました。
そんなこんなで今年もまだ4匹は健在です。家に来て3年目突入です。とても大きくなりました。
それが右の写真です。
泳ぐ姿を見て心が癒されます。
仕事から帰ってすぐ金魚の泳ぐ姿を眺めています。
しかし、今年もお祭りに行ったときの話です。子供がどうしても「金魚すくいがやりたい」と言い出しました。「自分で育てるから」と言うのです。
「よーし、わかった、ちゃんと育てるんだぞ」と言って、2匹の金魚が新たに家にやってきました。それが下の写真
自分で育てると言った子供ですが、エサをやり過ぎたり、水替えも大変なので結局は自分が担当となってしまっています。
ですが、この金魚を見ていると、心が癒され、「よーし、がんばるぞ」となります。
今では、この金魚が当直明けの私を優しく迎えてくれるとともに、仕事に行く私を励ましてくれる大切な存在となっています。