ほのおのにっき

親子学習(心肺蘇生法)

ほのおのにっき 2020年1月29日

先日、仕事明けで家にいたときに中学生の息子が学校から帰ってきてすぐ私のところに駆け寄ってきました。

その時、突然「お父さん心肺蘇生のやり方を教えて!」と声を掛けてきました。

私もいきなり言われたので、何事かと思い「わかったから、どう言うことか落ち着いて説明して」と話しました。

事の成り行きは、学校の授業で心肺蘇生を学習する時間があるから事前に練習をしたいとのことでした。息子の知識はほとんど無い様なことを確認した為、まず「どうして心肺蘇生が必要なのか?」から説明することにしました。

息子にとって生まれて初めて聞く専門用語にかなり戸惑いながら真剣に話を聞いてくれました。(本当に理解したかどうかは不安が残りますが・・・)

30分~40分応急手当の必要性、重要性を学習した後、実際に心肺蘇生の手技を練習することにしました。

息子なりに、本や映像などで人工呼吸や胸骨圧迫のやり方を調べたらしく「学習してきたからちょっと見て」といってきました。そこで、どこまで学習してきたか確認をしたかったので「お父さんの体を使っていいからどうやってやるか真似事をしてみて」と言ったところ、実際にやってみたかったのかうずうずしてたらしく、うれしそうに心肺蘇生法を始めました。倒れている人を見つけたところからスタートし、人工呼吸を行う手順にきたときに本当に呼吸を吹き込もうとしたため、私は思わず「わぁー」と声を出してしまいました。

その後、何回も繰り返し練習を一時間くらい行いました。一時間も練習をすると息子も自信が出てきたのか満足そうな顔をしてました。そんな表情をしている息子をみて父親としてうれしく思いました。

このように、自分の息子が応急処置に興味を持ち自ら進んで学習しようとする姿に親としてもっと協力したいと改めて感じる出来事がありました。

息子がもっと学習して友人等に心肺蘇生を広めてくれることを願いつつ親子で学習した一日でした。

          心肺蘇生②