みんな顔をかくして何してるんだろ?
ステージの上では消防のお兄さんが何やら子供たちの様子をうかがっています。
そして、その横ではヒヨコ?みたいなのが顔を上に向けて転がっています。
よーく見るとヒヨコ?両手で顔をかくすしぐさをしています。
実はこれ、関市内のある保育園で行った「幼児防火教育」の一コマです。
消防のお兄さんが、保育園の子供たちに「お尻に火が点いたよ!」の一声で子供たちは一斉にあおむけに寝て、目、鼻、口を両手で守りながら火の点いたお尻を床でこすって火を消していたんですよ。
実はこのお兄さん、中濃消防組合の「みらいたい」という名前で管内全部の幼稚園や保育園の子供たちに、火事になった時の対処法などを教えて回っているんです。「みらいたい」にはこのお兄さんの他に15人のお兄さんやお姉さんがいるんですよ。
子供たちは、実際に体を動かしたり、火遊びをしないようにDVDを観たり、煙でいっぱいの部屋を体験したりと、その都度大きな歓声を上げながら楽しそうに火事や地震について学んでいます。
私も準備のサポート役として何度も見ていますが、一番楽しそうなのは子供たちの元気をいっぱい貰っている「みらいたい」のお兄さんやお姉さん達のような気がします(笑)
そして、子供たちの純粋な反応に大人の方がいろんな事をいっぱい教えられているような気がします。
今日も「みらいたい」は元気いっぱい頑張っています。
どこかで見かけたら応援してくださいね。