私の勤務する西分署は庁舎裏の周囲に遮るものがなく、すばらしい景観が広がっています。
冬のこの時期は空気が澄んで遠くの景色や星がよく見えることから、ついつい「今日も御嶽山がよく見えるわ~」とか「今日もオリオン座がよく見えるわ~」と言ってしまっています。
そんなある日、星に詳しいわけでもない私が「今日もオリオン座がよく見えるわ~」と言いながら夜空を眺めていると、同僚が「冬の大三角」と「冬のダイヤモンド」を教えてくれました。
同僚:「冬の大三角はオリオン座の右肩のベテルギウスと・・・・」
私:「・・・・・(右肩??ベテルギウス???)」
全く知りませんでした。夜空を見上げてもオリオン座以外気にしたことがなかったので、少し視野を広げるだけで見えるその光景にちょっと感動してしまいました。
まずは「冬の大三角」。オリオン座の右肩の明るく輝く星「ベテルギウス」から少し左側(東側)に視野を広げると、明るく輝く星「プロキオン」と「シリウス」があり、その3つの星で構成されていました。
私:「おぉ~」(ちょっと驚いた!)
さらに「冬のダイヤモンド」。冬の大三角に含まれる「シリウス」、「プロキオン」やオリオン座の「リゲル」という星は冬のダイヤモンドの一部分でしかなく、他にも「ポルックス」、「カペラ」、「アルデバラン」という星と共に6つの星で構成されていました。
6つの星の位置を辿っているうちに、南の空を向いていたはずが、いつの間にか真上を向いていました。
私:「おぉ~おぉ~!!」(スケールの大きさに驚きと感動!)
私のように冬の星空を見上げ「今日はオリオン座がよく見えるわ~」とか言っちゃってる方がいらっしゃいましたら、一度視野を広げてみてください。新たな発見をしたときの感動に出会えるかもしれませんよ。
西分署の庁舎裏の景観
(御岳山がよく見えます)