ほのおのにっき

ケッタマシーンのお話し

ほのおのにっき 2020年6月24日

ほのおのにっき読者の皆様ごぶれしております。“生き物係”の、おじさん消防官です。

今回は、ケッタマシーン(自転車)なお話しをひとつ!

皆さん自転車のことを何と呼んでいますか?

私の子供のころは、「ケッタマシーン」略して「ケッタ」と言っていました。

今回は、その「ケッタ」の中でもMTB(マウンテンバイク)というバイク(自転車)のお話しを・・・

MTBとは、文字どおり山道や荒れ地を走るため、太くてゴツイタイヤを履いたバイクのことです。

※ ここでは私のMTBを「コンちゃん」と呼びましょう。

コンちゃんとの出会いは今から四半世紀以上前のこと・・・流行もの好きな私は、当時流行し、岐阜県下で4台しか売られない限定車!というコンちゃんに一目ぼれ・・・

しかし、当時は専ら普段乗りメインで、山だの荒れ地だのを走ることはほとんどなく、月日の経過とともに物置の肥やしとなる始末・・・

そんな、ホコリまるけで眠っていたコンちゃんに再び日の目が!

小学3年生だった息子が興味を持ち始め、4年生の秋に、友人からお古のバイクをいただくことに、それをきっかけに関市内のMTBトレイル(愛好家がボランティアで運営しているMTBコースがあるのです。)通いが始まったのです。

そして、毎週のようにトレイルへ、最初は付添いだけのつもりでしたが、息子に促されオッサン老機コンちゃんに跨りコースへ、当初は、数百メートルの周遊コースを一周するだけで息はあがり足もパンパン、コンちゃんもどうにか壊れずに頑張ってくれています・・・

自らの体力の衰えを実感しつつ、徐々に走る回数・距離などを増やしていくと、継続は何とやら!いつもなら越冬用に体重が増える冬季でも増加が抑えられ、身体能力も少しアップ!?良い体力錬成の場に!!

 

息子は息子で我流なりに上達していき、さらには新たな出会いも!!同い歳や歳の近い子供連れの常連が何組もみえ、子供たちは皆で楽しく真剣に、あるときは大人も巻き込み、皆みるみる上達していきます。

そんな常連の子供たちを「トレイルキッズ(スタッフ)」と呼び、初めてトレイルに訪れた方や初心者のコース案内やサポート・近隣のゴミ拾いなども行っています。

そして、その親たちにも新たなコミュニティができ、MTBを通じて素晴らしい環境が形成されています。

しかし、4月に入り新型コロナウイルス感染症の渦はトレイルにも・・・

緊急事態宣言発出に伴い、各所で自粛や閉鎖などの措置がとられる中、完全な屋外空間ではあるものの、様々な制約や対策を講じたうえで、子供たちが外で体を動かせる最後の場としてどうにか開放し続けたい!という意向で、条件付き開放をされています。

息子はトレイルに行きたいばかりでしょうが、我が家は、非常事態宣言発出前の3月末からトレイル通いはお休みしております。職務上、より意識した行動を強いられるためやむを得ません・・・

この日記が掲載されている今、コロナ問題がどうなっているかわかりませんが、一日でも早く、皆で笑ってコロナとの共存できるようになることを願うばかりです。

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