今年は、新型コロナウイルス感染症が流行して外出を控えていたと思いますが、皆さんしっかり運動できていますか?私、大けがをして入院をしてしまいました。うーん、厄年ではないのですが・・
1ヶ月ギプス生活でふくらはぎが3cm細くなりました。(汗)
今回は捻挫や打撲などの応急手当を紹介したいと思います。
Rest(安静)Icing(冷却)Compression(圧迫)Elevation(挙上)の頭文字をとってRICEです。決してお米ではないですよ・・・
1 Rest(安静)
まずは安静にします。むやみに動かすと悪化する恐れがあるためタオルや添え木などを当て動かないようにします。
2 Icing(冷却)
患部を氷水などで冷やします。冷やすことで患部の毛細血管が収縮し、腫れや内出血が抑えられます。ただし、冷やしすぎると凍傷になるリスクがあるので冷やしすぎないようにします。
氷や氷のうをタオルで包み患部にあて20~30分程度冷やし、ピリピリした痛みを感じたあと感覚がなくなってきたら氷を外し感覚が戻るのを待ち、戻ったらまた冷やすことをしばらく繰り返します。
3 Compression(圧迫)
患部を包帯やテーピングなどで巻いて圧迫します。圧迫することで腫れや内出血を抑えることができますが、きつく巻きすぎると血流障害が起こる恐れがあります。指先などに痺れや変色が現れたら強すぎですので緩めます。
4 Elevation(挙上)
患部を心臓より高い位置にすることで、血液が心臓に戻りやすくなり内出血やむくみを抑えることができます。クッションなどで高さを調節すると良いでしょう。
以上の応急手当をすることで病院を受診するまで痛みの軽減や悪化を抑えることができると思います。「備えあれば憂いなし」といいますが、皆さまがこの知識を使わずに過ごせることを願っています。