ほのおのにっき

ウイルス対策も功を奏す

ほのおのにっき 2020年11月6日

例年、インフルエンザが流行するときや風邪が流行っているときに手洗い・うがいを実施している人は多かったと思いますが、令和2年1月16日に日本で最初の新型コロナウイルス感染者が確認されてからは、今まで以上に人々は手洗いやうがい等の対策、事業所はアルコール消毒を行うなど徹底して行われています。また、これまでのウイルスの流行期に比較するとほとんどの人々がマスクをつけています。

こうした感染症対策は新型コロナウイルスのみならず、インフルエンザの予防と共通であり、インフルエンザが流行しやすい令和2年2月のときは、インフルエンザ患者数の大幅な増加は見られなかったと国の発表がありました。これは住民の皆さんの努力と徹底した感染症対策が功を奏したとものだと思います。

現在、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症には手洗いやうがい、咳エチケットやアルコール消毒など基本的な対策が重要であることが再認識されています。小さい子供たちも実施しています。これから秋~冬にかけインフルエンザの流行も懸念されているところですので、毎日の当たり前の習慣として継続的に感染症対策を続けていくことで、新型コロナウイルス及びインフルエンザに立ち向かいましょう。

また、季節性インフルエンザと新型コロナウイルスを臨床的に鑑別することは困難であることが指摘されています。

そこで、発熱や風邪症状(喉の痛みや関節痛など)が出現した場合は、焦らず自宅で様子を見るようにしましょう。

呼吸がしづらかったり、高熱が続くようであれば、病院受診を念頭においてください。

そして、意識障害(普段と様子が違う)や胸の痛みや苦しさがある場合は救急車を呼んでください。

救急車は救急出場する度に、署へ帰ってきてから車内を消毒していますので、安心して呼んでください!!(笑)

04-20201-11.6

 

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また次のような点が、病院を受診するかしないかの判断材料となりますので、参考にしてください。

1 発熱等の症状が生じた場合には、まずは「かかりつけ医」などの身近な医療機関に電話相談し、「どの医療機関を受診すればよいか」「どのタイミングで受診すればよいか」の指示を受ける

2 相談する医療機関に迷った場合には、「受診・相談センター(仮称)」に電話相談する  

      関保健所 0575-33-4011(内線360)

3 「発熱等を伴う受診」の際は、事前に電話予約の上で受診する(院内感染防止ために非常に重要である)

 

PS:私自身も10月に高熱をだし、仕事を休んでしまいました。手洗い、うがいをしているにも関わらず・・・(泣)。幸いにも新型コロナウイルスではありませんでした!!

最近は特に寒くなってきたので、しっかり栄養と睡眠をとって、新型コロナウイルス・インフルエンザに負けないようにしましょう!!