ほのおのにっき

こんな本を読みました。

ほのおのにっき 2020年12月17日

さて、今年のほのお日記は何を書こうかなと悩んでいましたが、結局例年通り、趣味の読書の話になってしまいます。(ほのお日記は当消防本部の職員が持ち回りで書いており、一年に一回のペースで順番が回ってきます。)

今、読んでいる本はこれです!!

  ローマ人の物語 塩野七生著

 すっごく面白いです!とにかく面白い!(まだ10巻くらいまでしか読んでませんけど。カエサルがルビコン川を渡るくらいっす)

「全ての道はローマに通じる」っていう言葉の意味がめっちゃ分かります。確かに通じるわ。

本の内容はローマ建国から始まり、ポエニ戦役、カエサルの登場など題名どおり、ローマ人の物語です。私は世界史を学習したことがないので先が読めずに、さらに面白いです。

古代ローマの軍隊がなぜあれほど強かったのか、皆さん知っています?私はこの本で初めて知ったのですが、なんとマニュアルなんです。古代ローマの軍隊には紀元前からマニュアルがあり、行軍スピードから陣地設営方法まで決まっていたんですって。紀元前からすごいですよね~。

ちなみにこのマニュアルというものは消防においても欠かせないものです。ホースを延ばす手順から空気呼吸器の取り扱い、救急車の消毒の仕方などあらゆるものにマニュアルがあります。手順を決めることにより、誰が実施しても、活動に一定の質を担保することが可能になります。ですから訓練でも、このマニュアルを徹底することに主眼に置き、実施しています。このようなマニュアルの重要性をローマ人は2000年以上前から知っていたんですね~。ローマ人恐るべし!我々もローマ人に負けぬように今一層マニュアルを徹底できるように訓練に励まねば!!

さて話は逸れてしまいましたが、上記のような雑学から歴史全体の流れまでを学ぶことができる「ローマ人の物語」。良かったらよんでみてください。