ほのおのにっき

息子の成長

ほのおのにっき 2021年2月9日

ある日のこと、仕事を終えて家に帰るとリビングの机の上に、明らかに何かを包んだ状態のティッシュペーパーを発見。

恐る恐る中身を確認してみるとそこには、【歯】が入っていました。

私の次男が「歯が抜けそう」と、事あるごとに話していたのを思い出し次男が帰ってくるのを待ちました。

夕方になり次男が帰ってきました。普段ならコロナ対策でしているマスクを家に着いたと同時に外すのですが、今日は全く外さず一目散に私のところに駆け寄り自分で「3・2・1」のカウントダウンの後に、マスクを外し見事に前歯(上)が抜けた状態を披露してくれました。

抜けたときの話を聞くと、給食の時間にポロっと抜けたとのこと。

次男の話しを聞くうちに、私がこどものころに、親から「上の歯が抜けたときは、高いところから下に向かって抜けた歯を投げるんだよ。」という我が家だけに伝わるおまじない??を聞かされていたので、次男と家の2階にあがりベランダから次男が、抜けた歯を地面に突き刺さるくらいの勢いで投げつけ(笑)ふたりで丈夫な歯が生えてくることを願いました。

「〇〇〇は歯が命」・「全身の健康は歯の健康から」とも言いますが、歯は人生の中でとても大切なものの一つです。今社会は新型コロナウイルスの影響により健康に対する感心が深まっております。

みなさんも歯の健康についても考えてみてはいかがでしょうか。

※歯に関する言い伝えやおまじない(日本歯科医師会 広報委員会より)

昔から、「健やかな身体に育つように」という願いを込めた言い伝えやおまじないは、各地に多く伝えられています。  上の乳歯を床下へ、下の乳歯を屋根上へ投げるのは、続いて生えてくる永久歯をその方向へちゃんと導いてくれるように、というおまじないです。  またその際、「ネズミの歯のように強くなーれ!」や「ネズミの歯と変ーわれ!」というような願いを掛けることが多いようです。ネズミの歯が後から後から伸び続けることにあやかったのでしょう。  同じようなおまじないは、世界各地にあり、お願いする相手も、ネズミはもちろん、小鳥、カラス、すずめ、お月さま、聖ヨハネなど、多種多様です。  また、お日様に向かって投げたり、畑に埋めたり、ネズミの巣穴に入れたり、パンに埋め込み動物に食べさせたり、と方法もいろいろです。  欧米には抜けた乳歯を枕下に置いて寝ると、歯の妖精「トゥース・フェアリー」が集めに来て、代わりにコインを置いていく、という言い伝えがあります。妖精は、きれいな乳歯しか持って行ってくれないということですから、むし歯予防のための戒めになっています。

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