8月25日・26日の2日間、甲種防火管理新規講習を実施し82名の方が受講されました。
防火管理者とは何かといいますと、消防法により学校や病院、工場や百貨店など、多数の人が出入・勤務・居住する建物などで、火災予防のために必要な業務をする責任者のことです。
2日間のカリキュラムの中では、防火に関する座学と消火器や屋内消火栓設備の取扱い訓練を実施しました。
屋内消火栓のポンプ室の見学もありました。
講習修了後、修了証が授与され、82名の皆さんは甲種防火管理者の資格を取得されました。
今回受講された方々によって、お勤めの事業所が火災や地震に対して強くなることを願っております。
そういえば、受講されている方から「断水している時って水は出ますか?」っと、こんな質問がありました。
もし、この水が水道水だったら・・・
水道管の工事中や地震などで水道管が壊れてしまった場合、水が出ませんので火災が大きくなってしまいます・・・・
でも、安心してください。
屋内消火栓設備の水は、どんな時でも水が使えるように貯水槽などで貯めておかなければならないのです。
消防用設備は「いざ」というときに使えないと意味がありませんので、いろいろな工夫がありますので、今後紹介していきたいと思います。